Archive for 6月, 2007

Googleが有料リンク販売サイトの報告フォームを設置

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久しぶりにSEO系のネタです。最近SEOという言葉、もしくは検索エンジンでの上位表示について一般のクライアントから質問・依頼を受けるケースが増えてきたという感じがしています。

そんな中、好ましくない方法でSEO効果を図っているサイトが増えていることについて、Googleが警告を発しています。以下Googleからの引用です。

Google では、ユーザーによりよい検索結果を提供するため、ユーザーと検索エンジンにとって分かりやすい明瞭なコンテンツを作成するようお願いしております。しかし、すべてのウェブ サイトがユーザーを考慮して作られているわけではありません。自身のサイトへの有料リンクという形で PageRank™ を「買おう」とするサイト所有者もいます。リンクの購入による PageRank の向上は、Google の 品質に関するガイドラインに違反します。Google ではアルゴリズム的手法を含むさまざまな手法により、有料リンクを検出しています。また、ユーザーからのご報告も参考にさせていただいております。リンクの購入や販売を行っているサイトをご存じの場合は、ぜひ下記にご記入の上、お知らせください。送信内容を調査させていただくとともに、お送りいただいたデータを有料リンクの検出アルゴリズムに役立たせていただきます。

不正にリンクを獲得しているサイト情報をユーザがGoogleへ報告することにより、検索エンジンアルゴリズムのチューンナップを図るということのようです。不正サイトと報告されることによってすぐさま検索結果から除外されるようなことは無さそうですが、そのうち検索結果の変動へとつながっていくのだと思います。

実際ビジネスに直結するようなビッグキーワードで上位表示されているサイトの中には明らかにおかしいリンクを獲得しているサイトもあります(業種と全く関係ないサイトからのリンクなど)。これまで検索エンジンのアルゴリズムは、ユーザが本来望む検索結果を正しく順位づけて表示するように日々改良され続けてきましたが、ユーザからのフィードバックという非プログラム的要素を生かそうというのはWeb2.0ぽいといえばそんな感じですね。

一ユーザとしても制作側としても今回のGoogleの発表は歓迎するところですが、気になる問題としては今後Googleがどう検索エンジンのアルゴリズムを改良して不正なサイトと判断するかの基準です。もしかしたら不正と感じずに制作したHTMLが不正とみなされ順位を落とす可能性もあるかもしれません。これは例えばアクセス解析やブログパーツなど、本来サイト運営の補助的な機能を追加した場合には外部へのサイトリンクが張られることになる場合があるので、良いと思って設置した機能がSEO的にマイナスとなる可能性が考えられます。

ということで歓迎しつつも警戒したりしています。今後の動向に注目ですね。

Google-hack gadget その他メモ

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この前ハックに使えるGoogleのツールをいくつか紹介したんですけど、Firefox+Googleツールバーは結構いい感じです。Firefoxがちと重いのが気になりますけど、RSSリーダーもGoogle Readerに統一して、自宅とモバイル共通にしたので効率的に見て回れます。ついでにGoogleブックマークも使ってお気に入りも徐々に統一しつつ便利になるよう色々試し中です。

で、自分の好みのトップページを作れるiGoogleには、自分の好みの機能を持ったツール(ガジェット)を選んで組み込めるんですけど、これもかなり便利。今月のWeb Creatorでもガジェットの特集が組んでありましたけど、ガジェットは間違いなくこれから来ると思います。iGoogleに組み込むタイプのガジェットはブラウザ内で機能するものですけど、デスクトップ用ガジェットも出てきてて制作方法も公開されています。ニンテンドーDSやPSP、WiiなんかでもサイトやFLASHが閲覧できるようになってきたことと関連付けると、もう「サイト制作」という括りで考えてたら時代遅れな感じがしてきます。

個人的には自分の仕事はサイトを作ることというよりも、クライアントの目的を達成するお手伝いをすることなわけで、HTMLを組んで綺麗なページを作ることとは根本的に違うと思ってます。どこかで「WebのことしかしらないWeb制作会社は害」という一文を見かけたんですけど、自分も全くそう思ってて、Webの枠でしか物事を考えられないとクライアントに損をさせるというか、幅が狭い提案や企画しかできないと思います。色んなメディアの特性を知って、それらと絡めた思考は当然必要だと思います。自分自身もただHTMLやFLASHを組むだけではなくて、企画を依頼されれば資料を集めてマーケティングをするようにしてますしね。

と同時に、どんどん進化するWebの技術を把握しておくこともとても大事だと思ってます。上記で言ったデスクトップ用ガジェットや、ブラウザ以外のプラットフォームで動作させることとか、ブラウザの枠を飛び越えた事例がどんどん出てくると思います。Wiiなんかはコントローラーを振ったりすることで動作が起こる新しい機能を持ってますけど、ああいう特殊な機能とWebの技術をマッシュアップしたものとかも出てくると思いますし、実際もう模索されてるはずです。

他には手でコンテンツを扱えるMicrosoft Surfaceなんかも。映画「マイノリティー・リポート」を見たことがある人はなんとなく分かるんじゃないかなと思うんですけど。これのポイントは多点入力が機能すること。普通のFLASHアプリケーションなんかだとマウスで一箇所をクリックすることしかできないんですけど、これは複数の入力を感知できるのでより操作性や機能が向上したものが出てくるんだと思います。

つらつらと珍しく長文を書いたのですけど、要はWebの技術だけにとらわれない考えを持ちつつ、Webの進化にはついていって仕事に生かせるようにしたいということでしょうか。そのうち「ホームページ制作会社」という肩書き自体が滑稽な言葉になるかもですね。ひょっとしてもうそうなのかな。個人的には個人のまま仕事していきたいですけど、色んなスキルや技術を持った会社や個人の方とドリームチームを組んでいい仕事ができたらなと思ってます。

こうやってある程度文章にするといい練習になるというか、論理付けて考えを整理できるし、ブログってばやっぱりいいですね。