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インターネット

「新聞はなくなるがnewsはなくならない」Web2.0提唱者が来日

2007年11月17日 | コメントを書く

oreilly
「Web2.0」という言葉の生みの親であり、オライリー社の創立者であるティム・オライリー氏が10年ぶりに来日されたそうです。

インタビューの中でオライリー氏は「新聞(Newspaper)はなくなるだろうが、ニュース(News)はなくならない。オールドメディアにとっては、自己改革(re-invent)をするチャンスだ。」と述べています。日本と海外どちらも当てはまることですが、アルファブロガーや有名なブログの中には、人を雇って運営し収益を上げているものもあり、それらは元々プロの記者ではなく一ユーザの立場から上り詰めたものがほとんどです。ことニュースというコンテンツは、新聞社のサイトにおいて発信のタイミングやボリュームに制約(全てをウェブで公開したり、目玉記事を紙面に先行して公開すると肝心の紙の収益に影響が出るといったことなど)が出ることも少なくありません。個人的には格闘技イベントの試合結果速報などですね。青森ではフジテレビが入らない地域が多いので、スポーツ新聞サイトで試合の結果を見たいと思っても、日が変わってからの配信になることが多かったりします(その場合は掲示板サイトの速報板をチェックしたりして情報を得るのですけど)。

しかし、海外の各大手新聞社などは様々な変化を見せているようです。インタビューにもありますが、海外の新聞社サイトでは紙面よりも先に速報や特ダネ記事を載せるウェブファーストが増えているそうです。日本の新聞社でもウェブで様々な取り組みをしているとこもあり、代表的なところでは去年話題となったizaなどのよりCGM(ユーザ生成コンテンツ)色を濃くしたコンテンツが挙げられるのでしょうか。

他にもブログパーツやRSS配信に対応したコンテンツを用意するサイトが増えてきましたが、新聞社のサイトはバナー広告主が多いという特性上、なんでもかんでも新しいコンテンツやパーツを作ってみるというわけにはいかない事情があると思います。例えばRSS配信対応ブログパーツなどは、わざわざ新聞社のサイトにアクセスすることなく記事をチェックすることができるという点でユーザや他のサイト運営者には便利ですが、肝心の新聞社サイトへのアクセスが減るという可能性もあるため、試験的に配信しているというケースが多いようです(中にはずっと試験配信という名目で続けているケースもあるようですが)。

話がそれましたが、インターネットによって新たな広告モデルが誕生・普及してきたと同時に、従来のマスメディアにおける広告モデルが変化(というよりむしろ衰退というか脅かされている)しつつあるのは事実で、この流れは変えられません。かといって古いものが消滅するといったことでもないと思いますし、今でも各メディアは大きな力を持っていると思います。ローカルな環境にいるとよくそれを感じますし、こと狭い商圏がターゲットの場合はウェブ広告よりもCMやフリーペーパーの方が圧倒的に広告効果があると思います。各広告の力具合は変わってくるものの、戦略に合わせた各メディアの選択が必要だと思います。

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