視覚障害(全盲)の方にIPADのマンツーマン講習(2016年5月11日)

アプリ「アルキキ」を起動したiPhone

以前から顔見知りだった全盲の方から依頼があり、4月から隔週でiPadのマンツーマン講習をしています。今回は3回目でした。講習の後にFacebookに投稿した内容を転記します。

視覚に障害のある方にiPadのマンツーマン講習。今日は3回目。

自宅のネットにiPadが繋がらないそうで、自宅練習でできることは限られてますが、画面内のアプリの配置はかなり把握されてましたし、操作(ジェスチャー)も確実性がアップしてました。

操作するアプリの画面構成(どこら辺にどのボタンがあるかなど)を把握すればジェスチャーを使わず手探りで探した方が早い場合もありますけど、それが難しい場合や初めて使うアプリであれば順序通り画面を読み進めたり、自動で読み上げるジェスチャーを使えば便利なので、両方で練習しました。

朝日新聞の記事を合成音声で読み上げる「アルキキ」や、デイジー図書やKindleなど情報を音で聴くアプリについて興味があるそうだったので、まんべんなく広く浅く説明していきました。

視覚障害の方がApple製品について意見交換し合えるメーリングリストの話になって(私も入らせてもらってます)。情報量は多くて実際に使ってる当事者同士で質問できるのは良いんだけど、同じような質問も多くあるせいか(情報の量と流れが半端じゃないので)、「過去のメールの内容を読んでから質問してください」や「それくらいは自分で調べてみましょう」というやりとりもちらほらあるそうで、ちょっと遠慮気味なんだとか。それぞれに色々な趣旨や思いがあると思いますが、仲良く情報交換できればいいですね〜。

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