視覚障害のある方向けiPad講習・交流会の様子

NHK青森放送さんの取材がありました

視覚障害のある方向けiPad講習・交流会の様子

2017年2月18日(土)と3月1日(水)、視覚障害のある方にスマートフォンやタブレットを教える活動についてNHK青森放送さんに取材していただきました。

NHK青森放送の池間アナウンサーから、障害のある方にスマホやタブレットの使い方を教える活動や、「視覚・聴覚障害のある方にiPadを教える人財育成講座」などについて取材したいと昨年から連絡をいただいていて、個別にインタビューなどを受けていましたが今回は実際にカメラで現場の様子を収録していただけました。

目次

2月18日(土):視覚障害のある方向けiPad講習と交流会

視覚障害のある方向けiPad講習・交流会の様子

最初の収録は昨年から開催してきた「視覚障害のある方向けiPadを講習と交流会」。青森市と弘前市で実施してきて、今年度の最後に予定していた青森市での会を取材していただきました。

この日は視覚に障害のある方の付き添いも含めて7名での開催でした。

iPhoneやiPadを使ってる全盲の皆さんの意見交換や、初めてiPhoneを触ってみる方に機能の紹介をしたりとか、楽しくできました。

初めてiPhoneを触る方には、音声での基本操作方法や、外国の友人から送られてきた手紙の英文をカメラで読み取って音声で聞く方法などいろいろ紹介しました。

その中でも一番反応が良かったのはApple Watchで、電話の着信と通話をWatchでできた時に「これいいですね!」となって、すごい購入される気になられてました。

けっこうiPhoneよりもApple Watchへの反応がいい時があるんですけど、Watchはいろいろな障害のある人でもちょっとした便利な使い方があったりするのと、実際に身につけて体感できるところがいいのかもしれませんね。

3月1日(水):自宅での収録

iPhone7 Plus

次は日を置いて、私の自宅での収録でした。

ふだんあまり来客がない(仕事の打ち合わせでこちらから伺うことがほとんど)ことや、カメラが入るということで家族ですっごい掃除しました 笑

取材では活動の経緯などについてのインタビューや、講習会に向けた準備の様子、ふだんの仕事の様子、いくつかのアプリを操作する様子を収録していただきました。

写真に写っているものを説明するアプリでは、池間アナウンサーさんをいろいろなポーズで撮ってどう判別されるかをカメラマンさん、音声さんとみんなで盛り上がってました。けっこうな精度で読み上げてくれたのでテンション上がって楽しい収録でした。

ちなみに活動としては視覚障害だけでなく聴覚障害や肢体不自由など、いろいろな障害のある方に対応したスマートフォンやタブレットの使い方について紹介していますが、今回はトピックを視覚障害のみに絞って取り上げていただいています。

放送は3月16日(木)「あっぷるワイド」の予定

一連の様子は、予定では3月16日(木)のNHK青森放送で18時10分から放送される夕方のニュース番組「あっぷるワイド」で放送される予定です。

自分の活動について放送されるのはある意味恥ずかしくもあり、自分でも見たいような見たくないような複雑な気持ちですが、この活動を知ってもらうことで、障害があることで悩んでいたり困っている方が、何かしらのきっかけとしてもらえるものがあればと思っています。

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