五所川原市と青森市で「視覚障害のある方向けiPad交流会」を開催しました

五所川原市立図書館での交流会の様子

2018年2月3日(土)と4日(日)、五所川原市と青森市で「視覚障害のある方向けiPad交流会」を開催しました。

3日(土)は先週に引き続き五所川原市立図書館で開催しました。今回も図書館の職員の方々と、全盲の方とでiPhoneやiPadの色々なアプリや機能を試してみました。

今回はカメラ機能を使った活用の仕方を多く実践しました。例えばiPhoneのカメラアプリは、全盲の方でも音声読み上げ機能(VoiceOver)を使えば、カメラを構えた時にファインダーに人が何人映っているか音声で教えてくれます。一人映っていれば「一人」、二人映っていれば「二人」といった具合にです。また、遠目に映っているのかアップで映っているのかも教えてくれる優れものです。

また、写真を撮る時に押すシャッターボタンは、画面内にあるシャッターボタンを押しても良いですが、iPhoneやiPadの横側面にあるボリューム調整ボタンもシャッターボタンになっています。画面内のシャッターボタンを押すのが難しい場合は、ボリューム調整ボタンを使うのも良いと思います。

他にもお札を判別する「マネーリーダー」、写真に撮ったものが何かを教えてくれる「TapTapSee」、Amazonアプリの画像検索など、カメラを活用できるアプリをいろいろ試してみました。

青森市での交流会の様子

4日(日)は青森市のアピオあおもりで開催しました。この日は全盲の方で、W3Aのサイトで「てれてれ式部」の連載を書いてくれている角田まき子さんも参加してくれました。

視覚障害に関連したアクセシビリティ機能で、画面の色味を調整する色反転やグレイスケール、画面を拡大するズーム機能など、視覚の機能を活かせる機能を試したり、VoiceOverで画面内の内容を読み上げるなど試してみました。

今回もカメラアプリを使っていろいろ試してみましたが、参加者から撮影した写真を確認する方法など、一歩踏み込んだ質問もありました。

参加者同士でいろいろ試してみたところ、音声入力機能のSiri(シリ)を使って「今日の写真を見せて」とか「浅虫で撮った写真を見せて」などと話しかけてみると、写真アプリの中に入っている写真の中から指定した写真だけを選んで表示してくれるなどしてビックリしました。

Siriしかり最近のAIスピーカーしかり、使えば使うほど賢くなる機能はじゅうぶん活かしてみたいと思うので、いろいろ話しかけて試してみることが大切だと感じました。参加していただいた皆さん、ありがとうございました。

残る交流会は2月17日(土)10時から12時、青森市のアピオあおもりで「聴覚障害のある方向けiPad交流会」を予定しています。

しばらく視覚障害についての交流会が続いていましたが、最後は聴覚障害についての会を予定しています。当日は手話通訳の方もいらっしゃるので、iPadやiPhoneなどに関心のある聴覚障害の方や、こうした活動に関心のある方ならどなたでも参加していただけます。お気軽にご連絡いただければと思います。

交流会の詳細はH29年度 視覚・聴覚障害のある方向けiPad交流会のページでご覧いただけます。

「五所川原市と青森市で「視覚障害のある方向けiPad交流会」を開催しました」への2件のフィードバック

  1. 高森さん・先日はありがとうございました。勉強になりました。
    何よりカメラを使えるようになって、嬉しかったです。楽しかったです。
    そうですか・シリを使えば写真がでるんですね。
    私も写真の事は聞くの忘れてましたが・・
    すごいですね~。やってみます。
    ありがとうございました!

  2. 澁谷さん、こちらこそ交流会に参加いただいてありがとうございました。
    参加者の皆さんも、澁谷さんが実際にiPadを使いこなしているのを見て驚かれてましたね。
    Siriはいろいろ話しかけてみれば意外にできることがあったりしますし、今できなくても将来的にできるようになることも増えると思うので、たくさん話しかけてみると良いと思います〜。

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