青森でまだ聞き慣れないキーワード:「SDGs」
新聞やメディアなどで耳にしたり目にしたりすることはあるものの、青森ではその片鱗すら伺うことはないというものは多々あると思います。
ひと昔前では新しい就業形態の一つと言われている「テレワーク」も青森では聞く機会すらなかなかなかったのですが(自分がある意味テレワーク型な働き方なせいもあるかもですが)、所属するNPO法人 あおもりIT活用サポートセンターが新しいコワーキングスペースをオープンするなど、少しずつですが青森でも広がりを見せつつあると思います。
コワーキングスペースをオープンします! – あおもりIT活用サポートセンター
他にもいろいろそうした「世間では目にするけど青森では目にしないキーワード」はたくさんあるように思います。その一つに「SDGs(エスディージーズ)」があります。
SDGsは英語のSustainable Development Goalsを縮めたもので、国連が2015年9月、15年後の30年を期限とする持続可能な開発のための目標として採択しました。よく「持続可能な開発目標」として端的に言い表されることがあります。
世界各地で貧困や自然災害など様々な問題を抱える中で、ドーピングのように無理矢理な削減目標を掲げるのではなく、あくまで現在の活動を持続させつつ問題の解決に当たっていくというのがポイントのようです。
実は日本でもSDGsに関する動きはあり、政府主導で実施指針を作り進めているようです。例として最近話題になっている働き方改革などもSDGsに含まれる活動の一つとされています。
ESG投資(環境・社会・企業統治に配慮した企業への投資)というキーワードも、これまでのCSR(社会的責任)活動とはまた少し違う点で注目を集めています。
SDGsについて青森で直接的に言葉を聞くことはありませんが、SDGsで目標に掲げてある分野は多岐にわたっています。その意味ではSDGsというキーワード自体を青森で耳にすることはなくても、個々の目標については青森でも個別に取り組みが進められているとも言えるかもしれません。
一方で、そうした個別の取り組みも「SDGs」という一つの御旗が掲げられることで、様々な活動が集約され新しいムーブメントになる可能性も一方で出てくるのかもしれません。
2030年までに青森でSDGsというキーワードが大きくなるのか変わらないのか、今後の動きを楽しみに見てます。
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