子どもとインターネットの関係についてお話する準備中です

子どもたち

7月末、弘前市の中学校様にて子どもとインターネットとの関係についてお話させていただく機会を頂き鋭意準備中です。


関係というと軽い感じがしますが、要としては昨今問題になっているネットいじめや出会い系など、インターネットに由来した問題についてお話させていただく予定です。

このテーマは以前から機会があればお話したいと思っていたテーマだったので可能な限りの準備を進めているところですが、この問題について調べれば調べるほどインターネットが問題と一言で言えない事情が見えてきます。学校裏サイトや掲示板での誹謗中傷問題、SNSでの出会い系被害など問題自体も多岐にわたりますがそもそもの起因となる事象もまた多岐で。それは単にインターネットというツールの使い方に未成熟なこともあれば、家庭の事情や親の問題である場合など様々な要因が絡んでいることが伺えます。また、LINEなど新しいサービスでの問題も出てくるなか、一般の方がこの辺りの事情や問題を把握することは難しく思われます。

だからこそWebを生業にする専門の人たちの協力が必要だと思いますし、個人的にはこういう問題に対して力を入れたい気持ちがあるので当日は良い会になるよう準備したいと思っています。また今回でお話して終わるのではなくて、ネットと子どもの問題については何らかの形で継続して関わっていきたいと思っています。

ちなみに県内でのこういった取り組みについて調べていたところ、以下のページを見つけたのでメモがてら記載しておきます。

【資料】「平成22・23年度ネット見守り体制推進事業」事業報告書 – 青森県教育委員会ホームページ

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  • コメント ( 2 )

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  1. puyo

    読書会に興味があり、こちらにたどりつきました。
    子どもとインターネットの問題について、昨年私も保護者の立場からシンポに参加させていただきました。
    この問題は子育て期間が限定されること、少しだけオタク的に知識が必要なこと、大人の関心がホントに低いなど、継続的に取り組めない環境が一番の難点です。子育てが終わるとただの主婦には係わり難いのも残念です。
    少しでも多くの方にがっつり関心を持っていただける機会となりますよう祈念いたします。

  2. admin

    >puyoさん
    コメントありがとうございました。やっぱり複合的で継続しにくい理由が様々あるんですね。親の協力、親子の関係はこの問題でとても重要なことだと思うだけにそう簡単な話ではなさそうですね。

    今日ケータイキャリア関係の方ともお話する機会があったのですが、大人にも子供にも言えることはやはりこの問題に関わる問題意識の低さを指摘されていました。

    今回の講演で終わらず、何かしらの形で継続的に関わっていければと思います。