視覚障害のある方への活動がNHKに取り上げられました
2016年3月16日(木)、NHK青森放送のニュース番組「あっぷるワイド」で、視覚障害のある方にiPhoneやiPadを教える活動が取り上げられ放送されました。
「視覚障害者 最新技術でサポート」と題された特集では、青森市で開催した「視覚障害のある方向けiPad講習・交流会」の様子や、私の自宅で収録したインタビューなどが紹介されました。
番組の冒頭で池間アナウンサーが、ボイスオーバー(音声読み上げ機能)を起動したiPadを操作して、目の見えない方でも音を頼りに操作できる様子を分かりやすく説明されていました。
自宅での取材の際、いくつかのアプリを池間さんに操作していただいたのですが、ボイスオーバーを使用すると通常の操作方法とは少し異なるため難儀されるかと思いきや、すぐに操作に慣れてiPhoneを操作されていて驚いたことを思い出しました。
番組で紹介されたアプリは、写真に写ったものを説明してくれる「TapTapSee(タップタップシー)」、お札を判別して音声で教えてくれる「マネーリーダー」、部屋の明るさ度合いを音の高低で教えてくれる「Light Detector」などでした。
他にも講習会では、声だけでメールを送る操作や、読み上げの方法をカスタマイズする操作方法の説明などが端々で紹介されていました。
取材では池間アナウンサーや取材陣の皆さんにとても丁寧に取材していただきました。特に池間さんには、放送当日まで細かい内容の確認を電話でしていただいたりなど、仕事への熱意を強く感じる誠意ある取材を最後までしていただき、本当にありがたかったです。
放送後にはテレビを見て連絡をくれた全盲の方もおり、さっそくiPhoneの説明をしに伺ったりなどもしました。また、放送内容はNHK青森放送のトップページに動画を長期間アップしていただいてとてもありがたいです(4月4日現在もアップされてました)。
このブログでもお知らせしましたが、この放送は4月4日、NHKの全国ラジオ「NHKジャーナル」でも放送されることになり、大変光栄に思っています。
課題のある活動でもありますが、引き続き細く長く続けていきたいと思っています。
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