手話をリアルタイムで音声に変換する手袋型の装置が開発される
CNNによると、手話をリアルタイムで音声に変換する手袋型の装置がUCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)で開発されたそうです。
CNN.co.jp : 手話を音声化するハイテク手袋 UCLAチームが開発
耳の不自由な人が装着し、手話を知らない人と直接コミュニケーションを取るために使うことができる。
手袋はアメリカ手話(ASL)に対応。5本の指に沿ったセンサーで動きをとらえ、単語や文字を識別する。これが無線でスマートフォンに送信され、1秒に1語のペースで音声に変換される。
装置を使えば手話通訳者を介することなく話ができるようになり、独学で手話を学ぶ人の助けにもなると、チームは説明する。
CNN.co.jpより
記事によるとこの装置はアメリカ手話に対応しているとのこと。
「手話は言語のひとつ」と言われるように、国によって手話は異なり方言もあります。今回の装置はアメリカの手話対応ですが、ゆくゆくは日本の手話にも対応してほしいですね。
英語などの翻訳についてはスマホなどでも翻訳アプリが実装されるなど、一般的にも利用しやすい環境が整ってきています。
一方で手話は手の動きという立体的な動作や、表情なども関係してくるため、手話を理解して翻訳してくれる機器などはほとんどお目にかかれていません。
「話し言葉をリアルタイムに字幕にするアプリがあるからそれでいいのでは?」と思われるかもですが、手話で生活されている人の中には手話が最も理解しやすいという方が多いので、やはり手話を翻訳する機器が望まれています。
今回のように手話を理解し翻訳してくれる機器の開発が、日本でも進むとよいですね。
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