「障害者の方が仕事で活用できるICT技術を身につける講座」第3期第2回:Keynoteの実践

黒石市で開講中の「障害者の方が仕事で活用できるICT技術を身につける講座」第3期は2021年8月19日、第2回を行いました。

今回のテーマはプレゼンテーション。要となるポイントを簡単に抑えたうえで、使用するアプリ「Keynote(キーノート)」の基本的な使い方を実践していただきました。

今回から参加された方も数人いらしたのですが、自前のiPadを持ち込まれる方が少しずつ増えたな〜という感じ。お一人はiPad Air第4世代にスマートキーボードをつけていましたし、もうお一人は12.9インチiPad Pro第4〜5世代にMagic KeyboardとApple Pencil付きというフルコンボ。

2.9インチiPad Pro用のMagic Keyboardはかなり高価なので自分も手を出しておらず、実物を見たのは初めて。他にもiPadへHDMIケーブルなど接続できるアダプタも装着していてすごいな〜とビックリしました。

Keynoteの実践はサンプルを元に使い方を覚えていただきました。説明する中で思った点のひとつは、ろうの方によっては日本語の入力に苦戦する場合があるということ。手話がメインの言語として生活していらっしゃるということは、逆に言えば日本語が苦手な場合があります。漢字の読み方が難しかったり、キーボードでひらがなを入力する場合でも時間がかかることもあります。

配布する資料には極力ふりがなを振っているのですが、説明上ふりがなを振っていない部分もあり、改めて上のようなことに気付かされました。

逆に自分が受講生の皆さんに教えてもらう場面も。漢字に振り仮名をつける方法について私が失念していたところ、受講生さんたちが自分たちで付け方を見つけて私に教えてくれたりもしました。受講生さんたちには手話も合間に教えてもらったりしていて、お互いの学びの場になっていると感じます。

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