結論から言うと、ブラウザFirefoxにアドオン(拡張機能)で｢PDF Download｣というものがありますので、これをインストールすれば解決します。PDFファイルをクリックした時に自動で以下のような｢ダウンロード｣｢PDFで開く｣｢HTMLで表示｣などを選択できるウインドウが出てきます。
以下余談です。
PDFファイルは今も憂鬱？
サイトを閲覧していてたまたまリンクをクリックしたらPDFファイルで｢しまった！｣｢あ～～～｣という思いをされている方は結構多いのではないでしょうか。ただ個人的には、PDFファイルをネット経由で閲覧する環境は以前よりもかなり改善されてきた感じはしています。その理由はいくつかあると思いますが、
などが挙げられると思います。私のPC環境だと、PDFファイルの閲覧はほとんど苦ではありません。PDFファイルをクリックしたとしても、一昔前の数十秒～数分(！)待たされるといったことはなく、ブラウザ内（Internet Explorerはあまり使ってません。Firefoxユーザです）に瞬時に開かれます。ちなみに私のPC環境は一般ユーザと変わらない普通の環境だと思っています。強いてあげればCPUがCore 2 Duoの2.5GHzというところですが、これも今では突出したスペックではないと思います。
PDFが憂鬱と感じている人はまだまだ多いはず
上で述べたように個人的にPDFのクリックは気にならないですが、環境によってはPDFのクリックでたまらなく憂鬱になるという場合もあると思います。それを実感したのは先日お客様との打ち合わせで先方の事務所に伺った時でした。お客様のPCを使って操作を説明する際にサイト上でPDFをクリックしたのですが、これの表示に時間がかかること×2。。。よく見ればAdobe Readerのバージョンが低いこともありましたが、おそらくPCのスペックが大きな原因のように思いました。
アドオン｢PDF Download｣は便利だが…
冒頭で述べたように、インターネットを閲覧するソフト(ブラウザ)をFirefoxにしてアドオン｢PDF Download｣をインストールすれば、ネット中にうっかりPDFをクリックするということは避けられると思います。ただ、結局PDFファイルを快適に閲覧するにはそのためのPC環境(PCのスペック・高速なネット回線・Adobe Readerのバージョンアップなど)がある程度必要なのかなと思います。正直PDFにはあまり詳しくないので、今まで述べた以外にもより快適にPDFファイルを閲覧するための方法や要因があるかもしれません。
逆の話になりますが、PDFファイルを｢作成｣する方法はかなり広がっている感じがします。商用のもので多機能なPDF作成ソフト｢いきなりPDF Professional｣などもありますし、フリーで作成できるものもあります。おりしも先日Acrobatのバージョン9が発売され、仕事仲間の一人は絶賛して即購入していました。｢PDFは厄介｣というユーザも多いかもしれませんが、実は機能的に結構重宝するものですし、だからこそ昔から今も世界中で使われ続けている息の長いファイル形式と言えます。
誰もがPDFを快適に閲覧できる環境はまだこれからですが、これからも少しずつ確実に広がってくると思っています。
