「一歩先行く!ツール活用で制作効率アップ」 ~Web制作の「困った!」を解決~セミナーや、その東京版でもご紹介したお勧めのプロジェクト管理ソフトRedmine。変わらず現在でも仕事のプロジェクトについてはこれでマネジメントをしているのですが、そのうちにふと「読書の管理にも使えるのでは?」と思うようになりました。
そもそものきっかけは積ん読な本(買って読まずに積み上がっている本)が大量になってきたことです。そこでまずgoogleドキュメントのスプレッドシートで未読本や、ちょっとは読んだけど改めて読みたい本をリストアップしていってみました(googleドキュメントを使った理由は、どこからでも本の追加ができるからです)。
期限を決めているので一日に何ページ読んでいけば期日通りに読み終えられるか逆算ができ、それもチケットに記載しながらちょっとずつ毎日読み進めていきました。ついでに進捗率も記録でき、それが自動でガントチャートにも反映されるので、読み進んでいる過程が視覚的に見えるのは結構励みになります。
逆にガントチャートで遅れが出てくると「読まなきゃ」と意識がいくので、いつまでもズルズル進行が遅くならないよう、予防線としても活きた気がします。
10日ほど経って改めて見返してみたところ、約5~6冊読み終えられました。週刊誌等の読みたいところだけをつまんで読み終わったものも合わせるとプラス数冊といったところでした。
一見わざわざ読む本をリストアップしたりプロジェクト管理ソフトで管理するというのは手間がかかり面倒で「そんなのするヒマがあったら読み進めればいい」とおもわれるかもしれませんが、仕事の段取りと同様、上で紹介したように自分の読むべき本が今何冊あって、それがいつまでに読み終わるべきで今どこまで進んでいるのかという状態を記録することで視覚化することは、読書ライフを送る上で個人的には結構肌に合っているようでした。
個人的に現状の課題としては以下のようなものが挙げられます。
繰り返しになりますが、視覚化のメリットは仕事だけでなく読書にも大きいと感じました。ゆくゆくは読書だけでなく、他のプライベートな修養にも使っていきたいと考えています。