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「なぜ、ぼくのパソコンは壊れたのか?」

黄色い装丁で目立っていた一冊、「なぜ、ぼくのパソコンは壊れたのか?」読んでみました。

突如パソコンがウイルスに感染してしまった多忙なビジネスマンが主人公のお話です。装丁に描かれている立方体は本書のキーワードとなる「キューブ」です。

キューブ【cube】

オフィスの決められた場所で、デスクの前にはりつき、業務時間外まで座り続けていること。人との直接のコミュニケーション、自由な創造性、その他個人の表現活動は制限されている。そのため、キューブしている人は、目の前の仕事以外の生活のことを忘れるようになる。

日々の仕事の多忙さとプレッシャーの中で家族のこともなかなか省みることができない主人公に対し、様々なメッセージを発していくウイルス。両者のやり取りの中で主人公のライフスタイルが徐々に変わっていきます。そんなに長いストーリーではなく、内容も簡潔なのでサラッと読めます。今の仕事の多忙さを振り返る機会はなかなか無いという方多いかもしれませんが、ちょっと立ち止まって本書を読んでみてはと思います。

ちなみに冒頭では「そうか、君は課長になったのか。」の著者である佐々木常夫さんがコメントを寄せています。

この本はビジネスマンが仕事でも成果をあげ
家族とも絆で結ばれることで
人生総体として幸せになるためには
どうすればいいのかの近道を教えてくれる

管理職の仕事術や多忙なビジネスマンが定時で帰る方法といった類に興味があって本を読んだことがある方なら、佐々木常夫さんの名前でピンとくると思いますし、佐々木さんと上のコメントの組み合わせで大方の内容はイメージできるかもしれません。

佐々木常夫さんといえば「そうか、君は課長になったのか。」でも紹介されている有名な逸話、「人間の究極の幸せに必要な四つのこと」を思い出します。このお話は職業訓練校で一度紹介したことがあるのですが、しゃべりながら涙が出てしまって以来紹介したことがありません。その他色々な本やネットでも取り上げられているので機会があればぜひ探してみてください。

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