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操作不能になったApple Watchを電話越しの説明で元に戻した話

お客さんから「仕事の話じゃないんだけど、Apple Watch買ったんですよ。で、今操作できなくなっちゃって」と電話がありました。

話を聞くと、iPhoneとApple Watchの連携は済ませたそうで、突然操作ができなくなったとのこと。

画面にはパスワードを入力する画面が出ているものの、押しても反応がないらしく、話を聞いていても不思議な状態。

電話越しなのでApple Watchの画面がどうなっているのかは想像するしかないものの、やりとりをしているうちにふと気づいたことがありました。

電話の向こうで、iPhoneのSiriのような機械音声がかすかに聞こえていました。

おそらくお客さんが電話で話しながらApple Watchを色々といじっているのだと思い「ひょっとしてVoiceOverが起動しているかもです」と説明すると、どうやらそうらしいことがわかりました。

音声読み上げ機能のVoiceOverはiPhoneやiPadで使われることが多いですが、Apple Watchにも搭載されています。今回はApple WatchのVoiceOverが何らかの拍子に起動したようでした。

VoiceOverをオフにするには、Siriで「VoiceOverオフ」と話しかけるのが手っ取り早いのですが、Apple Watchにパスワードがかかった状態だと、Siriを起動できない場合があります。

そのため、電話越しにVoiceOverの簡単な操作方法を説明して、まずはパスワードを解除してもらいました。

そのあとSiriでVoiceOverオフにできると思い試してもらったのですが、たまたまSiriの反応が良くなかった(Apple WatchのSiriはそういうことがたまにあります)ので、Apple Watchの設定アプリから順を追ってVoiceOverをオフにする手順を操作してもらいやっと切ることができました。

いちどVoiceOverが起動すると、操作方法がわからない方は何が起こったのかわからず、壊れたと思うかもしれません。

目の見えない方には便利な反面、アクセシビリティの機能にはこうしたはまりやすい一面もあったりするので、基本的な操作方法をチラッとでもしておくか、わかる人に聞けるようにしておけると良いと思います。

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