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「視覚・聴覚障害のある方にiPadを教える人財育成講座」第13期第8回

田舎館村で開講中の「視覚・聴覚障害のある方にiPadを教える人財育成講座」第13期は昨日が終盤の第8回目でした。

今回は聴覚に障害のある方をモデルさんにお迎えしての実習でした。

モデルさんはお二人で、数年前に黒石市で行った「聴覚障害のある方にiPadを教える人財育成講座」を受講していただいたこともある方々です。ちなみにお二人とも手話でコミニュケーションをされます。

受講者の皆さんは二組に分かれてそれぞれのモデルさんにつき、iPadの機能やアプリの使い方などを紹介していました。

聴覚障害がある方は目が見えるので、視覚に障害がある方に比べて多くのアプリを使うことができます。

とはいえどんなアプリでもよく使うというわけではなく、人によっては苦手なアプリもあります。

昨日のモデルさんもおっしゃっていましたが、電子書籍のアプリなどは、漫画などであれば絵を見ておおよそ内容がつかめるものの、小説など文章主体のコンテンツは苦手だそうです。

ここに「日本語と手話は異なる、それぞれ固有の言語」という意味合いが垣間見れます。

昨日の実習では、多くの場面でコミニュケーションをサポートするアプリが使われていたようでした。

筆談を便利にするアプリや、話言葉を文字と音声に変換して発信するアプリなどが多かったようです。

ちなみにモデルさんお二人ともiPhoneを使われており、お二人が普段使っているアプリなども紹介してくれていました。

ろう者同士のやり取りではLINEがよく使われているそうです。話すのが難しくても文字でやり取りできますし、既読の機能も便利だそうです。

また、モデルさんの周りの聴覚障害のある方で、iPhoneとアンドロイドどちらがよく使われているかを聞いてみたところ、iPhoneが大半だそうでした。

前述のように以前お二人の地元でiPadの人財育成講座をさせていただいたこともあり、そういった場で実際にiPadやiPhoneの使い方を学ぶ機会があったことが大きいそうでした。そう言っていただけると、講座をやってきた甲斐を感じます。

この講座も来週で最終回。モデルさんは今回と同じお二人なので、受講者の皆さんにはぜひ新しい使い方や機能をいろいろ調べてモデルのお二人に紹介していただきたいと思っています。

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