宿泊場所を探している人と、空き家などを宿泊場所として貸し出したい人をマッチングするなど、シェアリングエコノミーが日本でも話題です。
民泊については国が推し進めているものの、自治体による規制の壁や周辺住民との軋轢などもあってスムーズに浸透していっているとは言えないところもありますが、こうしたあらゆるモノをシェアするサービスは今後も増えそうです。
「車版の民泊」とも言えそうなのが、車中泊をする人と場所を貸したい人をマッチングするサービス「カーステイ」です。
カーステイでは貸し出す場所として、一般家庭や駐車場、スーパーの駐車場、お寺の敷地などが登録されているそうです。
自分も以前はゴールデンウイークになると、家族で数日間車中泊をしながら県外を回ったことがありました。
その時は道の駅を使わせてもらうことが多かったのですが、最近では道の駅での車中泊を規制する動きもあるそうです。
民泊というといわゆるハコモノをイメージさせますが、泊まる場所自体は車やテントといった選択肢もあり得ます。
特に車は今後自動運転技術が進んでくると、自ら運転する必要がなくなりますし、それこそ「自動で移動する部屋」という位置付けにもなる可能性があります。
車中で快適に寝泊まりできたり移動の負担も軽くなるのであれば、カーステイのようなサービスは今後も伸びが期待できるかもしれません。