マイクロソフトが開発する視覚性のある方向けの音声ガイドアプリ「Seeing AI」が日本語に対応しました。アプリは現在iOS版のみで、無料で公開されています。
Seeing AIではカメラの機能を活用してさまざまな情報を読み取ったり調べたりすることができます。
たとえば紙の文章にカメラをかざすと文字の情報を読み取って音声で読み上げたり、バーコードの位置をビープ音を通知しながら探して商品情報を読み取ったり。
また人や目的のもの(たとえば「ボトル」と設定するとペットボトルなど)がカメラに映るとビープ音やバイブレーションで教えてくれたりなどもします。
風景を写真で撮影するとその風景がどんな感じなのかや、紙幣を識別することもできます。
部屋の明るさやカメラが捉えた色なども教えてくれます。
これまでこうした機能は個々のアプリが実装していたケースが多いのですが、Seeing AIはひとつのアプリで複数の機能をもっていることがすごいです。
風景の写真説明などはイマイチな時もありますが、これらも少しずつ改善されていくのではと思います。
またこうした機能をもつアプリはこれまで有料のものが多かったのですが、現時点では無料で使えるところもかなりよいですね。