新型コロナウイルスに伴う休校で、方々では子供たちへ様々な方法でのサポートが試みられています。
ICT活用系で多いのは学習支援タイプで、自宅からインターネットを介したオンライン授業を受けられたり、ネットで学習を支援するサービスが無償で公開されるなどしています。
我が家で試しているもののひとつが、リクルートが提供しているオンライン学習アプリ「スタディサプリ」。以前から少しずつ使わせてみていましたが、休校期間は自主学習のひとつとして取り入れてみることにしてみました。
スタディサプリは小学校4年から大学受験（一部社会人向けの内容も）まで幅広くカバーされていて、授業も予備校のカリスマ講師が担当しているので興味深く視聴できます。
スタディサプリには各授業ごとにプリント（テキスト）が付属しています。
プリントをダウンロード・印刷して使ってもいいのですが手間がかかります。そこで考えたのが「iPadの左半分に授業の動画、右半分にプリントを表示して書き込めるようにする」という方法でした。
iPadでは画面内に２つのアプリを同時に表示できるSplit View（スプリットビュー）機能があります。これを使えば画面を2つに分けて表示することができます。
手順としてはまず、スタディサプリで公開されている授業の中から取り組みたい動画を選びます。
動画にはそれぞれプリント（テキスト）がダウンロードできるようになっているので、これを任意のアプリにダウンロードします。今回はiPad標準の「ブック」にダウンロードしました。
ブックにプリントがダウンロードされていることを確認したら、画面に2つのアプリを表示するようにします。
我が家の場合はまずスタディサプリを画面に表示しておきます。次に画面下のDockからブックのアプリを画面右上にドラッグすることで、左にスタディサプリ、右にブックを表示させます。
あとはブックで先ほどダウンロードしたプリントを開き、Apple Pencilで書き込みができるモードにすれば準備完了。授業の動画を再生しながらプリントに書き込みができるようになりました。
言葉だけの説明だとわかりにくいかもしれませんね。ニーズがあれば手順を動画で説明するようにもしてみようと思います。
ともあれ子供にもそれなりに好評で、ペンのタイプや色を切り替えたりしながらプリントにたくさん書き込みをしていました。
オンラインサービスを活用した勉強術はいろいろあると思います。子供や環境に合わせたよい勉強の仕方ができればいいと思っています。