今月19日、新型コロナウイルス感染者と濃厚接触した可能性がある場合に知らせるスマートフォン向けアプリ「COCOA」の配信がスタートしました。利用は無料です。自分もインストールしました。
このアプリをスマートフォンにインストールし、Bluetooth（近距離無線規格）をオンにすると、アプリの利用者同士が1メートル以内に15分以上いた場合、接触記録を自動的にスマートフォンに蓄積するというもの。
アプリの利用者で新型コロナウイルスの感染者が出て、その人が感染したことをアプリに入力すると、その時点からさかのぼって14日以内に接触していた人に通知が届く仕組みだそうです。
このアプリを巡っては古いOSのiPhoneにはインストールできなかったり、アプリストアでキーワード検索しても探せなかったり（現在はある程度改善されているようです）、中にはアプリの作りが甘いという指摘も多数出てきています。
一方でこうした集合知を活かす取り組みは評価されて然るべきだとも思いますし、個人情報を強引に扱われない仕様のぶん、ユーザー側もアプリが広く活用されることをそれぞれの行動で支援することが大切なのではと思います。