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デジタル教科書の活用に関わる議論

子ども1人1台のIT端末環境を作るGIGAスクール構想。これと並行する形でデジタル教科書についても検討が進んでいるようです。

本格導入が検討されている学習者用デジタル教科書について、文科省は8月25日、検討会議の第3回会合を開いた。

今回は障害のある子供や外国人の子供に必要な機能について議論。座長を務める東北大学大学院の堀田龍也教授は「技術的な論点整理を急ぎ、実装を始め、実際に使って実証していくというサイクルが必要」と、実現に向けた早期の対応を強調した。

2020年8月26日 教育新聞

教育新聞の記事によると、検討会議では拡大読書器など従来の機器活用をデジタル教科書にも反映させるべきという声や、外国人の児童生徒にとって教科書のふりがな表示や読み上げ機能、書き込み・マーキングなどの機能が学習の助けになるという例の報告もあったようです。

以前、青森県立盲学校さんで一部の学生さんが使用していたタブレット用アプリ「UDブラウザ」を見せてもらったことがあります。

紙と同じ内容の教科書をタブレットで表示することができ、文字の拡大や音声読み上げ機能など、デジタルの良さを活かしたツールとして驚かされた記憶があります。

デジタル教科書導入における不安材料として挙げられることの多いのが、電子機器の長時間使用における目への負担です。

テレワークにおけるビデオ会議やオンライン授業の増加に伴って、ディスプレイを凝視する時間が増えています。こうした中、目の異常を訴える人が増えているとも言われています。

大切な目をいたわりつつ、ICT機器活用の恩恵を得るためには、片方に偏るのではなく、過度な負荷がかからない範囲や使い方を決めて利用していくことが大切だと思います。身体に無理な負担を強いらないよう、適度な休憩を挟んだり、目に優しい大きさや品質のディスプレイ使用ができないかを考えるなど、いろいろなガイドライン整備もこれから進んでくるかもしれません。

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