2020年10月3日、兵庫県立聴覚障害者情報センターさんで開催された聴覚障害者向けIT学校の講座に、オンラインで出演し講師を担当しました。
演題は「スマホ・タブレット活用講座 災害時におけるICT活用」と題して、聴覚障害のある受講者の皆さんに、ビデオ会議アプリZoomをつないで90分お話しました。
Zoomなどオンライン会議に参加したことなどはありましたが、講座の講師として長時間オンラインでお話したのは初めて。
念入りに準備しながらも不安はありましたが、会場でZoomやオンライン配信をしてくださったアイコラボレーション神戸の板垣さんと北山さんの素晴らしい運営力のおかげで、とても快適に講座を進めることができました。
昨日の講演では以下のような構成で、防災とICTの活用に関わる話題を紹介しました。
私は自宅からZoomに接続。家に居ながらにして講演というのは新鮮でしたが、自宅といういつもの慣れた環境で行えたこともあり、意外と快適でした。
上の写真はZoomに接続した時の環境です。MacBook ProでZoomに接続しつつ、本機を母艦にしてiPhone・iPad・一眼レフカメラの3つをつなぎ、Keynoteでスライドを表示しながら必要に応じてスクリーンに表示する画面を切り替えて(共有機能)お話しました。
画面の切り替えに不慣れな部分もありましたが、運営のお二人のおかげで自分の画面が会場の皆さんにきちんと表示されていることや、こちらからの質問に対する回答なども随時確認することができました。
オンラインでの講師を初めてやってみて感じたのは、運営さんの大切さです。
当日は板垣さんと北山さん、会場のスタッフさんが随時こちらの希望に応じて動いてくださいました。たとえば会場への質問への回答(手を挙げた人数など)や、会場がどんな様子かの映像を見せてくださったり、会場からの質問を拾ってくださったり、会場が今どんな状態でどんな反応があるのかなどなど。
こうした「会場にいるのと同じような状態」をオンラインでも感じられるような配慮を運営さんがしてくれると、オンラインでのセミナーなどは成功率やクオリティがぐっと上がると思います。そういった意味で今回は板垣さんと北山さんのおかげで、とても良い会にしてもらえたと思います。
受講いただいた皆さんありがとうございました。板垣さん、北山さん、関係者の皆さまお疲れさまでした。ありがとうございました!