2021年1月16日、黒石市でiPad交流会を開催しました。
「障害者・シニアの方にiPadを教える人財育成講座」と並行して開催している交流会、今年度最初は黒石市のろうあ協会さんの協力をいただいて、聾唖者の皆さんと実施しました。
講座や交流会で伺っている黒石市もけっこう久しぶりでしたが、皆さんお変わりなくお元気そうで。手話通訳の方曰く「皆さん交流会をとても楽しみにしてました。私（通訳の方）もです」と仰ってくださってありがたい。
黒石の皆さんはいつも積極的に質問をしてくださるので、特定のテーマは設けず自由に質問をしてもらい、それに回答する形で進めました。
話題に出てきたのはiCloudの容量制限／Wi-Fiがうまくつながらない／iPhoneの再起動の方法／ビデオ通話アプリの機能や字幕表示について／キャッシュレスなど支払いに関すること／Apple Watchのあれこれ／サウンド認識 などなど多彩。
参加者の皆さんの関心がとくに高かったのは、Apple Watchとサウンド認識。Apple Watchは振動でいろいろな通知をしてくれるので、音が聞こえにくい聾唖者の方でも便利に使えるのが良いようです。参加者の中にもスマートウォッチを使っている聾者の方がおり、その便利さを語ってくれました。
サウンド認識はiOS14以降で使える、特定の音がした時にiPhoneへ通知してくれる機能。実際に猫の鳴き声や水道の音などをiPhoneで検知・通知してくれるデモをしてみました。
参加者の皆さんからは「冷蔵庫の開けっ放しに気づかないことがあった」「水道の出しっ放しにしたことがある」など、音が聞こえれば防げたトラブルが実際にあったようです。サウンド認識の機能がうまく使えれば、こうしたトラブルもある程度防げるかもしれませんね。
2時間中、5分程度の休憩を入れた意外はずっと皆さんとの話が絶えず、楽しい交流会を行うことができました。参加してくださった皆さんありがとうございました！