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陸上の大会撮影で1.4倍テレコンバーター使った感想

陸上の大会にはたいていカメラ持参して部員の競技の様子を撮ってます。

いつもは望遠レンズ一本で撮ってるんですが、昨日は初めてテレコンバーター(テレコン)をつけた撮影も試してみました。

テレコンバーターとはざっくり言うと倍率を上げるレンズ。「遠くでやってる競技の様子が大きく撮れない」場合に、テレコンをつけておくことで望遠の倍率が上がり、被写体を大きく撮ることができます。

自分はSonyのミラーレスを使っていて、今回使ったテレコンは1.4倍のSEL14TC。屋外でつけるのはホコリ混入の心配があるので、家を出る前につけてきました(レンズはズームレンズ FE 100-400mm F4.5-5.6 GM)。

昨日は撮影したうちの3分の2はテレコン付きで、もう3分の1はテレコンを外して撮ってみました。感想としては、テレコンをつけてよかった面と難しい面の両方があったという印象です。

テレコンをつけてよかった点

テレコンをつけてよかったと感じた大きな点は、やはり遠くからでも大きく撮影できたこと。競技場の反対側で行われている競技でも、テレコンをつけてさらにカメラ側の設定をASP-Cオンにすることでかなり倍率を稼ぐことができ、かなり近くから撮影しているのと同じくらいの大きさで撮ることができました。

遠くを撮影しようとすればするほど手ブレの影響が大きくなりますが、ボディとレンズの両方に手ブレ補正機能がついていることと、三脚などで固定撮影すれば手ブレもほぼなしで撮れました。これは超優秀。野鳥撮影とかで使われている理由がよくわかります。

近場で息子の競技の様子を撮りつつ、離れた場所で同時進行している他の部員の様子を撮ったりすることができ、かなり重宝しました。

肝心の画質ですが、テレコンをつけても特別に画質が劣化したという感じはしませんでした。レンズが優秀なこともあると思いますが、満足な画質でした。

テレコンをつけていて気になった点

気になる点のひとつは、F8が高めに固定されること。SEL14TCを装着することで自動的にF8に固定されます。

画質は上で述べたように劣化するわけではないものの、F値が上がることで被写体の背景がボケにくくなりました。とくに近くの競技を撮る場合はボケにくくなった印象です。被写体が引き立つように撮る上で背景のボケは大切ですが、望遠の倍率を稼ぐかボケを犠牲にするか、スポーツ競技を撮る上で悩ましいところです。

また、テレコンをつけたことで遠くの競技が取りやすくなった反面、近くの競技を撮影していると画角の感覚が合わず、被写体がファインダーに収められない(見切れ写真になる)ことがちょくちょくありました。この辺は初めてテレコンを使った経験の浅さが大きそうです。

ということで実際にテレコンをつけてじっくり撮影したのは初めてでしたが、よい点もそうでない点も含めて勉強になりました。テレコン楽しいです。

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