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「めんどくさい」という生徒コメントからの見立て(GIGAスクールサポーター日記)

Googleの授業支援システム「Classroom」。学校でも活用してもらおうと中学校では1年生に授業の時間をいただいて、各クラスへ説明に回りました。

最初のログイン(IDとパスワードの入力)さえ済ませてしまえばあとはスムーズ…と思っていたのですが、生徒によっては入力にちょこちょこと躓く部分もあったり。入力に慣れた自分では気づかないところがハードルになっていたりもしてなるほどと思い直しました。

ログインしてクラスに参加してもらうと、こちら(先生側)から生徒へ画像を送ったり、逆に生徒からカメラアプリで撮った写真を送ってもらったりなど双方向な機能を試すなどしました。生徒の皆さんから送ってもらった写真をこちらのPCに集約し、全員で写真を見るなど共有できるのはやっぱりClassroomを使う魅力のひとつだと思います。

一方でテスト課題を生徒に送った場面では、認証のために再びIDとパスワードの入力が。こうしたプロセスが苦手なのか単に煩わしいだけなのかはそれぞれだと思いますが、(何の説明をしなくてもコメント入力できる生徒が多数)課題のコメント欄に「めんどくさい」的なコメントを書き込んだ生徒さんが数名(コメントには自動で名前がつくので、誰が書いたかは一目でわかる状態)。

「めんどくさい」というコメントを見て感じたのは、このくらいのプロセス(IDとパスワードの入力から5問の選択式テスト)でも負担に感じる場合があるんだなということでした。生徒の中でもITに慣れた人は、なんでもなくスムーズに終えられる一方で、同じプロセスでも困難を感じたりストレスを感じる人もいるんだなと。生徒間でもリテラシーにはかなりの開きがあると改めて思いました。

キーボードの入力作業が速い遅いの違いはあると思いますし、今は遅い人でも数をこなしていけば自然と速くなっていくと思います。問題は国として教育現場でのICT利活用を推進していく今の流れには、生徒もある程度ついていった方が良いということ。

コロナ禍でさまざまなコト・モノのオンライン化が進むなか、PCやITを使った仕組みは生活のあらゆる場面で増えていきます。そうした中でキーボード入力やIT端末の操作に慣れていることは、自然と生活のさまざまな場面で有利に働くと思います。勉強しかり仕事しかり。

思い通りにキーボード操作が行えなかったり、ITシステムを使ったものに煩わしさを感じる場合もあると思いますが、これからの世の中の動きを踏まえて考えると、こうしたシステムには少しずつ慣れていった方が良いと思います。

そういう自分も大学1年の頃、コンピューターの授業でひたすらタイピングをさせられた時に感じたストレスたるや。昨日の生徒さん方もそういう気持ちだったのかなーとしみじみです。

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