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Categories: 本・読書

「14歳からの哲学入門」

飲茶さんの本は、哲学を分かりやすく説明してくれる本が多いです。

分かりやすいだけでなく面白さもある。「史上最強の哲学入門」の冒頭とかは、哲学者をグラップラー刃牙さながらのアナウンスで紹介したりとかで個人的に好きです。

今読んでいるのは「14歳からの哲学入門」。これがとても分かりやすい。流行り廃れた哲学史の流れを、当時もてはやされた哲学者とその特徴を踏まえて紹介されています。

この「哲学史の流れ」が分かるのってなかなか良くて、これを知ってないと「この哲学こそ王道」と思ってても実はすでに問題点が指摘されている場合もあったりするわけで。

流れとともに説明してもらえると、どういう考え方があってどういう特徴があり、どんな欠点があったがためにどう否定され新しい哲学の型が出てきたのかが把握できるので、哲学全体の大きな流れをつかんで理解するのにちょうどいい感じだと思います。

なんといってもその分かりやすさが秀逸。いろいろな例え話でもって難解な哲学を楽しく理解できるところがすごい。

最近生成AIや対話型AIの話題に事欠かないし自分もちょくちょく使うようにしてるんですが、ああいうものを使いこなすのに「問い」の重要性がより高まっていると感じるところもあって。それ以外のあれこれを考えても、哲学の重要性ってこれからすごく高まるような感じがしてます。

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