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Categories: 本・読書

「こころの処方箋」

河合隼雄さんの本は前から気になっていて。

新聞とかでもちょくちょく河合さんの著書の引用が出てくるし、その引用された一節も何か興味を惹かれるようなところがあったりするので、そうなると元の本を読みたくなるのが自然で。

河合さんの著書の中でもよく引き合いに出されることが多いと感じたのが「こころの処方箋」だったので、ようやっと決心ついたところで購入。

ひとつのテーマにつき見開き2ページくらいなので、分量的にとても読みやすいし、そもそも文章も優しくわかりやすいのでなお読みやすい。

そして内容。これがけっこう「その時の自分」に言われてるかのようなのがよく出てきて、まさに自分にとっての「こころの処方箋」を文章で処方されているような感じなのが嘘のようでホントのところ。とくに『「理解ある親」をもつ子はたまらない』のところはドキッとさせられたというか、自分の内心を見透かされたような感じもしたりして。

『灯台に近づきすぎると難破する』の一節「便利なものや、能率をあげるものは、しばしば、人間の余裕を奪ってしまうのである」も、時代に関係のない普遍性を感じさせられます。

まだ4分の1くらいしか読んでなくてもたくさんの気づきやハッとさせられるところが多い素敵な本です。

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