青森市で開講中の「障害者の方が仕事で活用できるICT技術を身につける講座」第2期は2023年9月7日、第2回を行いました。
第1期と同じく第2回は精神障害（疾患）、知的障害、発達障害についての座学から。時折受講者さんたちへの問いかけや質疑応答をはさみながらじっくり1時間半ほど講義。受講者さんたちの中にもこれまで当事者の方に関わってこられたケースがあり、実際に見聞きした経験を話してもらったりなど、情報を共有しながら進行しました。
講義では自分がまとめたスライドを使いながら各障害について説明しているのですが、受講者さんのお一人が「資料とてもわかりやすいので、職場で（障害者施設にお勤め）教材として使わせていただきます」と仰ってくれました。がんばって作ったスライドなので、そうい言っていただけると嬉しいですね。
後半残りの時間はグループワーク。当事者の方がどんな困りごとをもつことがあるか、それに対する対応策や改善策、活用できるツールなどのアイデア出しを行いました。
青森会場は青森県庁のインターン生の方もいらっしゃっていたので、グループワークに加わってもらったところ、若い視点や経験ならではの意見が出ていてグループワークを盛り上げているようでした。話を聞いていると「なるほどそのアイデアは思いつかなかった」と思わされるような意見も出ていて、やっぱり人が集まるといろいろなひらめきが出てきて良いと改めて思いました。