ChatGPTのアップデート情報がたびたび話題になるこの頃。自分が使っているChatGPTのアプリには「Voice」の機能が追加されました。
ChatGPT can now see, hear, and speak
「Voice」は音声でChatGPTを使える機能なのですが、これがなかなか良い。音声でと言っても、これまでも命令文を音声で入力できる機能自体はありました。
ではこの「Voice」は何が違うかというと、「音声のみでChatGPTとやり取りができる」こと。
たとえば英会話の練習などにはかなりいい感じ。「Voice」を起動して「英会話の練習相手になってください」と呼びかけると、ChatGPTが音声で質問を投げかけてくれたり、自分が話した英語の正しい例を示してくれたりします。
文字でのやり取りだとけっこうタイムラグがあったりもしますし、何より会話力を鍛えるのであれば文字よりも音声でやり取りできた方が良い。その意味で「Voice」の機能はいろいろな活用法がある気がします。
ChatGPTは近いうちのアップデートで画像の読み込みにも対応するとのこと。BingやBardなど競合の生成AIは軒並み対応しているこの機能も、実装が楽しみです。
ちなみに「Voice」機能はChatGPTの有料版、ChatGPT Plusのユーザーで、今のところはアプリ版のみ対応しているようです。