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東京直下型地震が起きた場合、ICTは災害に為す術はあるのか

大層なタイトルですが意味はそのままの通り、東京で直下型地震が起きて壊滅的な被害を受けた場合、インターネットなどICTの技術は果たしてどこまで減災に貢献し、人々の助けになるのかという疑問がふと湧いた次第です。


たとえ東京で災害が起こったとしてもクラウド型サービスが普及していく昨今であれば、局所的にインターネットにつながらなかったりすることで情報収集等を行えない場合も想定されるものの、全体的には概ね問題なくインターネットやスマートフォンなどは使えるのではないかと思ったりしないでしょうか。

東日本大震災の際も、Twitterなど海外にサーバのあるWebサービスは問題なく使えたこともあって一躍災害時のお役立ちツールの一つとして注目されるようになりました。大きな地震が一段落した今でも、災害・防災用のアプリやWebサービスの開発や官民の共同プロジェクトなどは進んでいます。

が、もし東京で直下型地震が起きた場合に、それらのツールは果たしてこれまで通り、もしくは東日本大震災の時と同様に使うことができるのでしょうか。

インターネット・エクスチェンジ(IX)の課題

インターネット・・エクスチェンジ(IX)というのは、プロバイダやデータセンター(IDC)などの相互接続ポイントです。IXがあることで私たちは比較的低コストかつ効率的にインターネットに接続されているわけですが、日本のIXの多くは東京に集中しています。つまり東京で地震が起こりIXが崩壊すると、日本中でインターネットが接続できなくなる可能性があると言われています。

もしIXが使用不能になった場合、インターネットに依存する各種ICTツールやアプリ等のサービスは全く使えないものとなる可能性があります。しかしこれほど根本的な危険をはらむIXについて、地域への分散化等の対策はあまり進んでいないと言われています。

様々な企業や関連団体、官民協働プロジェクトで開発されている災害のためのICTツール。しかしこれらの多くはインターネットというインフラが確保できてこそ使えるわけで、そのインフラが有事の際に使えなくなる可能性があるという根本的な問題において、どこまで対策が進んでいるのかについて気になった次第でした。実際のところこの話題についてはよく知らないので、詳しい方はぜひご享受いただければありがたいです。

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