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「聴覚障害のある方にiPadを教える人財育成講座」第6期第5回

弘前市で開講してきた「聴覚障害のある方にiPadを教える人財育成講座」第6期は昨日最終日の第5回を無事終えました。

最終日は聴覚に障害のある方をモデルとしてお招きし、受講生の皆さんがモデルさん達にiPadの使い方を紹介する実習を行いました。

今回は受講生さん以外にも、ここに人材育成講座を受講してくれた方々や、以前講座の運営を手伝ってくれていた大学生さんなども見学やお手伝いに来てくれました。ありがとうございました!

聴覚障害のある方にiPadの説明をする際には、まずコミニュケーションの方法をどうするか配慮することが大切です。

耳が聞こえない、聞こえにくいと一言に言っても、聞こえ方は人それぞれです。また人によってはコミニケーションの方法が手話を使うのが良いのか要約筆記や筆談などの方がやりやすいのかなども違いがあります。

その辺も配慮しながら3つのグループに分けた実習は、グループのメンバーとモデルさんとのやりとりを中心にいろいろなアプリや機能の使い方を紹介していました。

実習の様子を見ていると、いくつかのアプリがよく紹介されているようでした。筆談のアプリでコミニュケーションを取ったり、地図のアプリで近隣のお店や道案内、遠くに住む家族が住んでいる地域までどのくらいの時間がかかるのかなど調べてもいました。

講座の中では紹介しなかったアプリも積極的に試されていました。電子書籍のアプリで本を表示してみたり、楽器のアプリでピアノを弾いてみたり、カメラアプリのSNOWを使って自分や周りの人の顔をデコレーションしてみたりなど、様々なアプリを試していました。

今回のモデルさんは目が見える方々なので、見て楽しんだりするアプリはもちろん使えますが、音に関するアプリも全く無縁とは言えないことが、実習の様子や話を聞いていて実感します。

聴覚に障害のある方の中にも「趣味は音楽鑑賞です」という方がいたりもします。固定観念だけでは勘違いしそうなことが結構たくさんあると思います。

そういった意味でも、こうして健常者と聴覚に障害のある方々が一緒の場でコミニュケーションをとりながらiPadの機能やアプリを試してみる機会は貴重な場だと思っています。

受講生さんの募集や実習のモデルさん募集などでは、弘前市聴覚障害者協会の外崎さんに大変お世話になりました。ありがとうございました!

運営側も楽しい講座でした。皆さんご参加ありがとうございました!

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