LINEやSkype、Discordなど無料通信アプリを使うユーザーは増えており、コロナ禍の影響もあってこうしたアプリを使う機会も増えています。
便利に使える一方で、最近では悪用される面にも注目が集まりつつあります。その中で注目を集めているのがロシア生まれの通信アプリ「Telegram（テレグラム）」です。
韓国史上最悪の性犯罪事件と言われる「n番部屋事件」や、最近では自殺したソウル市長がセクハラに使用していたとして名前を挙げられたTelegram。
Telegramが犯罪に悪用される理由は、メッセージの暗号化や自動消去機能にあります。いかにも足のつきにくい機能が、犯罪現場での悪用に拍車をかけているようです。
日本でもTelegramを悪用した強盗致傷事件や特殊詐欺、薬物売買など犯罪グループのやり取りで使われることが増えてきたとのこと。
Telegramは一般ユーザーでも無料でスマホなどにインストールし利用することができます。Telegramのこうした負の背景を知らずに使っていると、一般人が気づかないうちに犯罪の片棒を担がされることが今後増えていくるかもしれません。十分に気をつけたいところですね。