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DXを教育現場に合わせて考えてみる

先日あげたエントリー「DX化とIT化の違いとは」で、DXは教育現場における考え方として云々ということを書きました。

GIGAスクールサポーターとして地元小中学校の児童生徒の皆さんに関わっている身としては、子どもたちのICT利活用を支援するという立ち位置で考えたいと思っていた手前、前回のエントリーではビジネスライクな点がいわゆるDX化に当たるのかな、つまりは自分が考える方向性としてはDX化よりもIT化の方がしっくりくるのかなと考えるようになっていました。

が、その後もDX関係の書籍を読むなどしていると、「DX=ビジネス・利益」のみのものとして考えるよりも、「DXという思想や手法を教育現場に活かす」という方向性で考えられもするなと思うようになっています。

例えばですが「いちばんやさしいDXの教本」によると、DXに至る流れとして「デジタイゼーション」→「デジタライゼーション」→「デジタル・トランスフォーメーション(DX)」という段階があります。

デジタイゼーションは「アナログデータのデジタル化(紙の書類をOCRでPDF化するなど)」、デジタライゼーションは「ビジネスプロセスのデジタル化(PDF化した書類をクラウドで教習するなど)」を意味します。

こうした考えは教育現場でも応用できます。学校では大量に紙の書類を印刷する場面が多くありますが、これらをデジタル化したり、ちょっとした書類をOCRアプリでスキャンしてタブレットに取り込み編集するなどといった活用法が考えられます。

他にもデジタイゼーションやデジタライゼーションの考え方は、学校のいろいろな場面で応用できそうなシーンが考えられそうで、なるほど一概にDXを否定することもなく、DXの思想や手法から教育現場のICT利活用に学べそうなことは多そうだなと思うようになってきました。

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