IT・DXのイメージ

DX化とIT化の違いとは

最近良く耳にするDX(デジタル・トランスフォーメーション)。気になって本を買って読んでみたりしています。

企業変革やイノベーションに関わるキーワードとしてDXが登場することが多いように思いますが、「DX化」と似たような言葉として、かつ昔からある言葉としての「IT化」とはそもそもどういう違いなのか。

たまたま今日の日経新聞にそのことが書いてあったので引用します。

企業活動を「内」「外」で考えると、IT化は作業時間や人件費などを抑える「内」の側面が強かったのに対し、DXは「外」を変えます。稼ぎ方というビジネスモデルの変革です。

2020年10月19日 日本経済新聞朝刊

いわゆるDXは稼ぎ方を変える「外向き」の側面が強いとのこと。デジタルを活用して稼ぐ力を上げるというような意味合いに使われるようです。

個人的には「教育の現場にDXを」みたいなことがふと頭に浮かんでいたんですが、「稼ぐ」というキーワードと関連性が強い場合、教育現場ではどちらかというとIT機器やサービスを納入する業者側で使われる意味合いになるのかもしれません。自分が考える方向性の場合だと「DX化」ではなく従来どおりの「IT化」の方がしっくり来そうです。安易にDXって言わなくてよかったのかもしれません。

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