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手話を日本語に翻訳する技術をソフトバンクが2024年度以降に実用化。字幕ではなく手話が必要な理由

ついに待望の技術が実用化される日も近くなってきたんでしょうか。

手話を日本語に翻訳する技術を、ソフトバンクさんが実用化する方向で進めているそうです。

ソフトバンクは2024年度にも、人工知能(AI)が手話を日本語に翻訳する技術を実用化する。スマートフォンなどで最短1秒以内に翻訳し、手話ができない健聴者と聴覚障害者が直接対話しやすくする。日常会話に必要な少なくとも5000語への対応をめざす。国内に30万人以上とされる聴覚・言語障害者が円滑に意思疎通できるようになると期待される。

2021年9月4日 日本経済新聞

話し言葉を日本語に変換する技術はかなりこなれてきていて、Siriやスマートスピーカーなどではかなり認識率も向上しています。

一方で手話を日本語に変換する技術は、研究は進んでいるという話は聞くものの、一般に実用化されているという具体例は耳にしていませんでした。

手話は平面的な動きだけでなく、奥行きや表情など複雑な組み合わせで表現される言語のため、音をベースにした話し言葉とは異なる変換の難しさがあります。

ソフトバンクさんではSureTalkなどのアプリを通じて手話のサンプルデータを広く集め、AIを駆使して翻訳の精度を上げていく方向性のようです。

手話を言語とするろうあ者の中には、日本語が苦手な方が少なくありません。そのため話し言葉を字幕に表示したとしても理解できない場合があります。やはり手話を言語とする人には手話で伝えることがベストと言えます。

逆に言えば聴覚障害の方への情報保障を行う場合には、その人がどういったタイプの情報保障が必要か(要約筆記などの字幕か手話かなど)を事前に確認しておくことが大切です。

とにもかくにも日本語を手話に翻訳する技術は、ここまでスマホやタブレットが普及した現在まで、実用的なものは登場してきませんでした。それだけに期待感が高まります。

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