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作家で尼僧の瀬戸内寂聴さんが亡くなりました。

高齢なのは存じ上げていましたが、99歳だったんですね。

入院や体調を崩したというお知らせはちょくちょく目にしていたものの、寂聴さんといえば元気で明るいというイメージがずっとありました。

寂聴さんの本は一冊だけ持っています。「孤独を生ききる」という本で、文字通り孤独についての向き合い方などについて書かれています。

若い人からお薦めの本を教えてほしいといったことが何度かあるんですが、その時お薦めしている数冊のうちの一冊です。今のネット社会やSNS全盛の時代に大切なのは孤独を知ることだと思っていて、その意味でもこの一冊はお薦めです。

今年は寂聴さんしかり立花隆さんしかり、自分の中での巨星が世を去る訃報が続きます。ご高齢といえば某経営者もそうで、寂聴さんとの共著を読んだり、最近もその人の本を買ったりしていました。人の寿命には限りがありますが、それでも「いつまでもお元気で」と願わずにいられないのが人の性ですね。

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