「スピード八ックス 仕事のスピードをいきなり3倍に上げる方法」

画像:仕事のスピードをいきなり3倍にする技術

画像:仕事のスピードをいきなり3倍にする技術

お疲れ様です。成田4回目のレビューになります。今回レビューする本は、タイトル通り「スピード八ックス 仕事のスピードをいきなり3倍に上げる技術」になります。

レビューが前々回の「知識ゼロからの~」とジャンルが少々かぶるのですが、こちらの本でも新しい発見がありましたので紹介しますね。
まずこの本は「なぜ仕事が早くならないのか?」というところから始まります。
ここでもう人には2パターンあるのを前書きで述べてしまっているのです。それがこちらです。

定時をまわればさっさと退社する人…定時までしか時間がない→スピードを速くして定時までに終わらせようと頑張る

毎日残業してる人…自分にはたっぷり時間がある→仕事の配分ペースがつかめない→残業

ざっくばらんに説明しましたが、この2パターンなのです。これを見れば 誰もが前者でありたいと思いますよね。2回目の説明になりますが、本書はそんな「前者」になるための術が事細かに載っていました。

その中で私が興味を持ったのをリストアップしてみました。それがこちらになります。

  • タスクリストで「後回し」を回避時間管理が効果を上げる要件
  • ”未完成”でも提出してしまう
  • 「雨の日にしかできないリスト」をつくってしまう
  • 「あなたは仕事が速い」と他人に評価してもらう
  • 10分やったら2分休む、1時間やったら30分休む
  • やると決めたことは他人に表明する

などです。そのうち私が最も驚いたのは、「10分やったら2分休む、1時間やったら30分休む」です。10分に2分はわかるような気がするのですが… 1時間には30分?一般的に考えれば 少々長いのでは?とお思いですよね?しかし、本書にはその事についてちゃんと説明してありました。それがこちらになります。

肺活量の多い人であれば、たとえば25メートルのプールを息継ぎなしに泳ぎ切ることができるでしょう。でも、途中で息継ぎをしたほうが楽に、そして長く泳ぎ続けることができるはずです。
仕事においても同様です。昼夜を問わず一定のスピードで泳ぎ続けることができる機械とは違い、私たち人間は、適度なタイミングで”息継ぎ”をしながら、すなわち休息をとりながらの方が、仕事のスピードを維持しやすくなるのです。

この出だしから入り、最後には私が思わず納得してしまう内容で終わっていました。要点だけ述べて言いますと、「集中するときは集中し、休む時は休む」ということなのです。これはボクシングでチャンピオンになった竹原慎二さんも同じようなことを言っていました。

時間はな、あったり・なかったりするもんやないんじゃ。努力すりゃ、時間なんぞナンボでも湧いてくるわ。俺を見習え、1日にブログを10回更新する日だってあるわ。もちろん、ヒマなわけやないぞ。

ボクシングの練習は3分やって1分休憩。試合と同じ時間刻みでやるんじゃ。俺は練習が嫌いやったから、いかに3分間を充実させるかを考え続けとった。3~4時間ダラダラ練習するのは、カンタンなこと。それを1時間でどう集中するかが、結果を左右するんや。お前も勉強がしたきゃ、集中して濃い時間の使い方すりゃええだろうが。

(竹原慎二のボコボコ相談室より一部抜粋)

業種、職種は違えど 時間を活用しようという人達は 根っこが同じものだというのに気づきました。
ここ数週間、私は色々な本を読んできました。一冊一冊が貴重なバイブルになったのは言うまでもありません。
これからも読書を通じて成長したいと思います。

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