AIの論文検索で、本に書いてあることの裏付けをチェックするのが面白い

ChatGPTにはいろいろなAI機能を読み込んで使う機能があります。

画像生成に特化したものやデータ分析専門のものなどいろいろありますが、最近面白いなーと思ってよく使うのが、論文検索系のもの。

たくさんの論文の中からプロンプトに合わせた情報を検索して提示してくれます。

何が面白いかというと、本に書いてあることの裏付けをチェックするのに便利なんです。

本によっては筆者が書いてあることの裏付けとして、論文が引用されることがよくあります。「実は非効率的な学習法」とか「〇〇は実は体に良くない」などなど、素人には真贋が見極めにくい主張について、その根拠として論文を引用することで説得力が増すと思われるからです。

とはいえ一般人からすると、引用元の論文の情報がその本に記載してあったとしても、実際の論文を調べてそれが本当なのかどうかを確かめるということはなかなかしないと思います。英文の論文が多いでしょうし、有料の論文もあったりするのでなかなかハードルが高い。

でも生成AIで使える論文検索機能を活用することで、その本に書いてあることが本当なのか、あるいは本の中で引用されている論文が本当にあるのかなどを比較的かんたんに検索することができます。

論文の検索自体が難しかったとしても、生成AIの論文検索機能からそれに近しい検索はできます。

これがなかなか面白くて、本の中に書いてある一見「それホント?」と思えるような斬新な記述も、実際に生成AIで論文を検索してみるとたしかにそう書いてある(本の中で触れられている記述と同じ)ものが出てきたりして「本当なんだー」と感心したりすることが多々あります。最近の個人的な生成AIの楽しみ方です。

関連記事一覧

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。