「大前研一通信 特別保存版 Part 11 自ら人生の舵を取れ!」

本の装丁

レビュープラスさんから久しぶりに本をいただいて読みました。

自ら人生の舵を取れ!~Find yourself Lead yourself~ 【大前研一通信・特別保存版 Part.XI】」です。

「大前研一通信」は様々なテーマのレポート形式でまとめられた冊子ですが、今回はその特別保存版だそうです。

本の帯には下記の一文が書いてあります。

「デジタル・ディスラプション」の時代に必要な真のリーダーシップとは!?

この一言にあるように、主にリーダーシップに関する内容を中心に取り上げられています。

リーダーシップに関する本については、個人的にはあまりこれまで読むことが多くはありませんでした。何故かと言えば基本的に1人で仕事をしているため、部下と言う位置づけの人が周りにいないと言うことがありました。

仕事仲間と共同して仕事をこなす場合はありますが、仕事仲間は部下と言う位置づけとしては考えていないので、リーダーシップが果たして自分の仕事観に必要かどうかと思うこともあり、これまであまり読まずにいました。

しかし改めて読んでみると、組織の上に立つリーダーだけが読めばいいと言う内容ではなく、今の自分の立ち位置でも参考になる点がいろいろ豊富に載っていました。

リーダーシップと言うと上で述べたように、一般的には組織の上に立つ人が心得るべきものを指すように感じるかもしれませんが、実際に読んでみると様々な人とのコミニュケーションにおけるポイントを紹介されているので、上司と部下と言う位置づけで仕事をしていない自分としても参考になる点があります。

また帯の一文にあったデジタル・ディスラプションについても、昨今の台頭する様々なサービスを例に紹介されていてとても興味深く読めます。

全体を通してはおよそ「危機感を感じ、それに対して個々人が対応していく努力をすべきだ」と言うコンセプトで綴られています。

これについて別の本ですが、最近オーディオブックでちきりんの「ゆるく考えよう」を読んでいることもあり、両者の主張が異なる点が面白いと感じています。

ちきりんの本では切羽詰まった危機感を感じて生きると言うスタンスではなく、現状に満足し、低い目標を掲げて無理なく生きると言う風の主張が書かれてあるようです。

おそらく社会的な現状の把握において両者の意見が異なる点もあるかと思いますが、基本的に大差はなく、現状に対しての対応方法が人それぞれによって異なるということが、本書とオーディオブックを読み比べて新鮮に感じています。

ちなみに本書では英語教育についても触れられており、英語は始めるべきだと大前氏は主張しています。

これについても私がよく読む別の著述家は「英語幼児期から始めるよりも、日本語をしっかり学んだ方が良い」と言う主張をされています。本書の著者の別の著述家もそれぞれに高い専門性や知識を有した方であり、そうした方がそれぞれ異なるスタンスの意見を主張しているのはとても興味深いです。

これについて明確な正解と言うのは無いのかもしれませんが、それらを読み比べて自分の中で咀嚼し、どちらがより自分の中で納得できるかを考えること自体に価値があるのではと考えています。

少し話がそれましたが、個人的に大前氏の本は明快で好感触を持っていつも読んでいます。

惜しむらくは本書の装丁です。個人的にあまり素敵なデザインとは言い難いと感じていて、内容が面白いのに反して装丁で少し損をしているのかなと言うふうに感じる部分もあります。

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