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Adobe Lightroom Classicがバージョン15に。新機能はすごいけどPCのスペック不足で使えなくなるケースも

Adobeの画像編集ソフト「Lightroom Classic」がバージョン15になり、様々な新機能が追加されたようです。

ネットの評価を見るに注目度の高いのは埃の除去機能かなと。カメラあるあるとして、レンズに付いた埃が写真に映り込んでしまうことがありますが、こうした埃をLightroom Classicが自動で判別・除去するという優れもの。こと一眼レフ用のレンズ内に入ってしまった埃は、物理的に取り除くのが難しい(サービスに依頼したとして相当かかる)こともあり、ユーザーにとってはとてもありがたい機能だと思います。

これ以外にも生成AI削除など、AIを活用した機能が本格的に実装されたようですが、このアップデートによって「Lightroom Classicが使えなくなった」というケースも出てきているようです。

アップデートの不備によってカタログ機能がずれ写真が表示されなくなったりといった例もあるようですが、地味に大きいのは動作に必要なメモリ容量が引き上げられたことかと思います。バージョン14まではメモリ8GBだったのが、バージョン15からは16GBになったようです。

これにより、比較的メモリの少ないPCでも動作していたLightroom Classicが、バージョン15にアップデートしたことによって急に動かなくなった、もしくは起動はするけどまともに動作しなくなったというケースが増えているのではと思っています。

写真が趣味というシニアの方は多いと思いますが、そうした方の中には低スペックのPCや、使い始めてそれなりに年数の経ったPCを使われている場合もあります。そうしたユーザーにとって、今回のLightroom Classicのバージョンアップは、場合によってはソフトが使えるか否かという深刻な問題になっているかもしれません。

生成AI機能など、使えばそれなりに便利だとは思いますが、そうした機能が不要なユーザーにとって今回の新バージョンがどこまで受け入れられているのかは気になるところです。可能であれば「機能を制限する代わりに必要メモリを抑えられる」的なオプションなどがあったら良いなと思ったりもします。

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