Google-hack gadget その他メモ

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この前ハックに使えるGoogleのツールをいくつか紹介したんですけど、Firefox+Googleツールバーは結構いい感じです。Firefoxがちと重いのが気になりますけど、RSSリーダーもGoogle Readerに統一して、自宅とモバイル共通にしたので効率的に見て回れます。ついでにGoogleブックマークも使ってお気に入りも徐々に統一しつつ便利になるよう色々試し中です。

で、自分の好みのトップページを作れるiGoogleには、自分の好みの機能を持ったツール(ガジェット)を選んで組み込めるんですけど、これもかなり便利。今月のWeb Creatorでもガジェットの特集が組んでありましたけど、ガジェットは間違いなくこれから来ると思います。iGoogleに組み込むタイプのガジェットはブラウザ内で機能するものですけど、デスクトップ用ガジェットも出てきてて制作方法も公開されています。ニンテンドーDSやPSP、WiiなんかでもサイトやFLASHが閲覧できるようになってきたことと関連付けると、もう「サイト制作」という括りで考えてたら時代遅れな感じがしてきます。

個人的には自分の仕事はサイトを作ることというよりも、クライアントの目的を達成するお手伝いをすることなわけで、HTMLを組んで綺麗なページを作ることとは根本的に違うと思ってます。どこかで「WebのことしかしらないWeb制作会社は害」という一文を見かけたんですけど、自分も全くそう思ってて、Webの枠でしか物事を考えられないとクライアントに損をさせるというか、幅が狭い提案や企画しかできないと思います。色んなメディアの特性を知って、それらと絡めた思考は当然必要だと思います。自分自身もただHTMLやFLASHを組むだけではなくて、企画を依頼されれば資料を集めてマーケティングをするようにしてますしね。

と同時に、どんどん進化するWebの技術を把握しておくこともとても大事だと思ってます。上記で言ったデスクトップ用ガジェットや、ブラウザ以外のプラットフォームで動作させることとか、ブラウザの枠を飛び越えた事例がどんどん出てくると思います。Wiiなんかはコントローラーを振ったりすることで動作が起こる新しい機能を持ってますけど、ああいう特殊な機能とWebの技術をマッシュアップしたものとかも出てくると思いますし、実際もう模索されてるはずです。

他には手でコンテンツを扱えるMicrosoft Surfaceなんかも。映画「マイノリティー・リポート」を見たことがある人はなんとなく分かるんじゃないかなと思うんですけど。これのポイントは多点入力が機能すること。普通のFLASHアプリケーションなんかだとマウスで一箇所をクリックすることしかできないんですけど、これは複数の入力を感知できるのでより操作性や機能が向上したものが出てくるんだと思います。

つらつらと珍しく長文を書いたのですけど、要はWebの技術だけにとらわれない考えを持ちつつ、Webの進化にはついていって仕事に生かせるようにしたいということでしょうか。そのうち「ホームページ制作会社」という肩書き自体が滑稽な言葉になるかもですね。ひょっとしてもうそうなのかな。個人的には個人のまま仕事していきたいですけど、色んなスキルや技術を持った会社や個人の方とドリームチームを組んでいい仕事ができたらなと思ってます。

こうやってある程度文章にするといい練習になるというか、論理付けて考えを整理できるし、ブログってばやっぱりいいですね。

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