100分de名著 心の傷を癒やすということ

「心の傷を癒やすということ」

機能たまたま居間にいて目に入ってきた番組がNHKの「100分de名著」で。

久しぶりにリアルタイムで見たなーと新鮮な気持ちで、少し眺める感じで見ていて。今回は「心の傷を癒やすということ」という本がテーマ。

100分de名著で取り上げられる本は古典とかけっこう古い本が多いというイメージなんですが、この本が書かれたのは阪神淡路大震災の頃の2001年。内容も震災に関係したこの本の紹介文をAmazonから引用します。

自身に向き合い、被災者の「心の傷」に寄り添い続けた。精神科医の魂の記録

イライラする子どもたち、災害マニー(躁病)、精神障害の再発と悪化、PTSD(心的外傷後ストレス障害)――災害がもたらした「心の傷」とは何か。そして本当の「心のケア」とは。阪神・淡路大震災で自らも被災し、すべて手探りから始まった精神医療活動。震災直後とその後のケア、避難所や仮設住宅をめぐる現実、救援ボランティアの役割など、心のケアに奔走した精神科医・安克昌が、被災地から発信した克明な記録。第18回サントリー学芸賞受賞作。

番組で解説されている様子になぜか引き込まれるような感じがして。著作自体を買おうか100分de名著の方を買おうか迷ったんですが、今回は後者にしました。

著者の安克昌さんについての解説を番組で見たり本で読んでみたりしていると、すごく神谷美恵子さんに近いような感じがして。これは読まずにはいられないと思った一冊です。

関連記事一覧

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。