読書をプロジェクト管理ソフトRedmineでマネジメント(実験中)
「一歩先行く!ツール活用で制作効率アップ」 ~Web制作の「困った!」を解決~セミナーや、その東京版でもご紹介したお勧めのプロジェクト管理ソフトRedmine。変わらず現在でも仕事のプロジェクトについてはこれでマネジメントをしているのですが、そのうちにふと「読書の管理にも使えるのでは?」と思うようになりました。
そもそものきっかけは積ん読な本(買って読まずに積み上がっている本)が大量になってきたことです。そこでまずgoogleドキュメントのスプレッドシートで未読本や、ちょっとは読んだけど改めて読みたい本をリストアップしていってみました(googleドキュメントを使った理由は、どこからでも本の追加ができるからです)。
新書からハードカバー、週刊誌から電子書籍まで漏れなく記入していくと約50冊程度になりました。こうやって視覚化するとスッキリするやら「溜め過ぎ」と落ち込むやらですが、これらの中から読みたいと思う本を5~6冊ピックアップし、本のタイトルでRedmineで新しいチケットを発行。まずはどれも期限を1週間程度にしました。
期限を決めているので一日に何ページ読んでいけば期日通りに読み終えられるか逆算ができ、それもチケットに記載しながらちょっとずつ毎日読み進めていきました。ついでに進捗率も記録でき、それが自動でガントチャートにも反映されるので、読み進んでいる過程が視覚的に見えるのは結構励みになります。
逆にガントチャートで遅れが出てくると「読まなきゃ」と意識がいくので、いつまでもズルズル進行が遅くならないよう、予防線としても活きた気がします。
10日ほど経って改めて見返してみたところ、約5~6冊読み終えられました。週刊誌等の読みたいところだけをつまんで読み終わったものも合わせるとプラス数冊といったところでした。
視覚化のメリットが大きい
一見わざわざ読む本をリストアップしたりプロジェクト管理ソフトで管理するというのは手間がかかり面倒で「そんなのするヒマがあったら読み進めればいい」とおもわれるかもしれませんが、仕事の段取りと同様、上で紹介したように自分の読むべき本が今何冊あって、それがいつまでに読み終わるべきで今どこまで進んでいるのかという状態を記録することで視覚化することは、読書ライフを送る上で個人的には結構肌に合っているようでした。
個人的に現状の課題としては以下のようなものが挙げられます。
- 読後にまとめをきちんとやる必要がある。
- 複数冊を同時進行で読んでいくため、選書のバランスが重要。
- 上に付随し、熟読しなければ理解ができない本や、比較的速読できるような本をバランスよく選ぶ。
- 仕事係と教養係が偏り過ぎないように、この辺りについてもバランスを考える。
繰り返しになりますが、視覚化のメリットは仕事だけでなく読書にも大きいと感じました。ゆくゆくは読書だけでなく、他のプライベートな修養にも使っていきたいと考えています。
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