持ち寄り読書会に持っていった三冊かんたんレビュー

三冊の表紙

先日の持ち寄り読書会29に持っていったのはこの三冊です。

自分で「始めた」女たちは自分でビジネスを起こして活動している112人の女性へのインタビュー集です。

書店で手にとって開いたとき、全編カラーで写真が美しく、掲載されている女性が皆エネルギーに溢れているところが印象的で買いました。

各インタビューは一問一答形式でコンパクトにまとまり読みやすいです。各女性ごとに幸福や困難についてのコメントがあり、とても刺激になります。

平成最後のアニメ論は最近アニメにハマっていることもあり、本書で取り上げられている本のいくつかが実際に見たことのある作品だったので、興味を惹かれて購入しました。

アニメについて著者の学術的な視点から考察されており、それも一辺倒ではなくそれぞれのアニメがもつ特徴を捉えた切り込み方をしています。

難解に感じる部分も多いぶん「こういう視点もあるんだ」と思わされ面白いです。

きけ わだつみのこえは自分にとってこの時期恒例の読み返し本になっています。

戦没学生たちの手記を集めており、国のために従軍しながらも多くの矛盾や葛藤に悩んだり、過酷な環境でも人としての理想を思い浮かべる様は、いつ読んでも心を打たれます。

  

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