弘前市の中学校で情報機器とインターネットの危険等について講演させて頂きました
2013年7月26日(金)、弘前市立第二中学校様の校内研修にて、「情報機器の危険性と背景」と題して講演させて頂きました。
スマートフォンが急速に普及して子供たちの間でもLINEなどのアプリやソーシャルメディアなど、インターネットのサービスを利用する機会が増えてきました。これに呼応するように未成年が犯罪に巻き込まれる事例や、LINEをきっかけにした未成年の事件が起こるなどしており、学校現場でも大きな問題として取り上げられるようになってきました。
講演の内容としては、スマートフォンやLINEなどのアプリ、ソーシャルメディアについてクイズを出してみたりするなど、できるだけ分かりやすい内容にしました。また、「スマホ依存症」「即レス症候群」「スマホチルドレン」「メール中毒」などネット依存に関するもの、学校裏サイトや自殺サイト等の紹介から、なぜ未成年がこうしたツールを使うことでいじめに巻き込まれたり、それを防げなかったりするのかについてもお話しました。
後半では現状を踏まえた上で取れる対策案を紹介しました。これは学校での取り組みだけでなく、家族でのルール作りや、子供も含めた三者間での連携が重要なことについても紹介しました。
今回講演のご依頼を頂いたことでインターネットと子供の問題について調べ直したことは多々あったのですが、この問題については学校だけで解決したり予防することは不可能で、家庭での取り組みが必須です。フィルタリングなど技術的に予防できることはごく僅かで、根本的に重要なことは三者のリテラシー向上にあるはずなのですが、これもまた難しい問題が色々とあります。簡単に解決できる問題ではありませんが、だからこそ皆での取り組みが必要と思いますし、そのためにできることがあれば喜んで協力していきたいと思います。
子どもとインターネットやスマートフォンに係る危険性等について話を聞いてみたいというご要望がありましたら、お気軽にコメントでお知らせください。
また、どこまで動けるか分かりませんが、こうしたネット依存やスマホ中毒について何かしら多分野での連携ができないかとも考えています。
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