福祉展で視覚障害者向けiPad講習会を行いました

視覚障害者向けiPad講習会の様子

2013年9月1日、青森市の県民福祉プラザで開催された『「目の見えない方、見えにくい方」のための福祉展』にて、視覚障害者向けiPad講習会を開催しました。

昨年に続いて今年もお声がけいただき講習をさせて頂きました。昨年は午前中の1回だったんですが、今年は希望者が多いとのことで午前午後の2回で4人ずつ、計8名の方に体験いただきました。

個人的には一度の講習につき3名くらいまでが良いかなと思っていましたが、ボランティアの方々の協力もあって大きな問題なく進められたのではないかと思っています。大変助かりました。

いつもは全盲の方と弱視の方はクラスを分けて行うのですが、今回は混合となったのでマンツーマンで説明する形をひたすらローテーションしていきました。全盲の方と弱視の方では使える機能やアプリ、ご希望が異なりますし、弱視の方でも全盲の方向けの内容を知りたいというニーズもあるのでこの形になりました。

個々に様々なご要望をお聞きしながら進めましたが、個人的に気になったご要望をメモしておきます。

音声読み上げ対応の辞書が使いたい

ケータイで辞書を使うが登録数が貧弱であまり使えていないとのこと。広辞苑のアプリがiOSでの音声読み上げ(VoiceOver)に対応している旨を見つけましたが、値段が8,500円だったので躊躇して入れられずでした。。後日ネットで調べたところ、辞書・辞典アプリ(iTunes App Storeの中でVoiceOverで利用可能なアプリ)というページを見つけたので貼っておきます。

仕事でPDFを読み上げたいが読めない

弱視の方で、お仕事の中でPDFを閲覧する機会が多いとのこと。PDF自体が読み上げ対応していないとまず読みあげられない旨をお伝えしました。またOCRソフトで画像内の文字を変換し、音声として読み上げる方法もある旨をお伝えしました。

寝たきりの子供をネットでいつでも外出先から見守りたい

当事者のお母様からのご要望でした。前述のとおりローテーションで回していたのであまりじっくりとお話できない部分もあったのですが、ライブ配信サービスとアプリを組み合わせることで対応可能の旨お伝えしました(Skypeやフェイスタイムなどのテレビ電話式アプリだと着信時に応答する必要があるためハードルが高いです)。

以上のようなことで、当日は参加者のほかに見学されている方もかなり多かったようなのですが、ローテーションを回すことに精一杯でほとんど周りを気にする余裕がありませんでした。余談ですが普段立ち仕事をしないこともあって夜はふくらはぎに湿布を貼って寝ました(笑)。

会場では地デジラジオやプレクストーク等々、様々な展示もされていて、プレクストークの展示はお隣だったので終わり際に少しだけ説明を伺うことができました。改めてサピエのような仕組みはIT業界にありそうで無い素晴らしいシステムだなと感心しました。

iPad講習会はこれからもできる範囲で続けていく予定です。また、このような障害者向けにiPadを教えるための育成講座も10月から開始予定です。募集は9月中に開始する予定なので、また改めてお知らせします。

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