「障害者・シニアの方にiPadを教える人財育成講座」第4期第3回:

青森県三沢市で開講中の「障害者・シニアの方へiPadを教える人財育成講座」第4期は、昨日第3回を終えました。

グループワークの様子

第3回の前半は「アプリと機能の相談会」。あらかじめ指定されたアプリやiPadの機能を、受講者同士で紹介し合うというグループワークです。

驚かされたのは皆さんのメモの量。説明するための文章や画像をノートにびっしりと書かれている方が何人も。皆さんのモチベーションの高さに驚かされましたし、実際に紹介されている内容も「よくそれ知ってましたね〜」というものが散見されて、とてもレベルの高いワークが展開されていました。

人に説明するためにはそれだけ自分自身が覚えておかなければならないので、結局は自分自身の勉強手段として、こうしたグループワークはとても有効だと思っています。

後半はコロナ禍を踏まえたICT利活用をテーマに、全員でビデオ会議アプリ「Zoom」を使ってみました。

私が受講生の皆さんをZoomに招待する形で実施。「この場にいる皆さんをZoomミーティングへ招待するためには、どういった方法で行うのが最も簡単だと思いますか?」というクイズを出してみました。

通常であれば招待用のURLをメール等で送るのが一般的ですが、講座の会場ではそれが難しい(自宅PC宛にメールを送られると開けない)場合があります。

受講者のお一人が「招待用のURLをQRコードにして、皆がそれを読み取るようにしたらどうかな」という回答。自分もこれが正解だと思っていて、さっそくQRコードを作って皆さんに読み取ってもらいました。

QRコードを読み取る様子

iPadのカメラはQRコードが映り込めば自動で解析し、URLであればリンクを開いてくれます(QRコードを読み取る専用のモードも標準であります)。

こうした手順で、ほぼ問題なく全員でZoomミーティング。ミュート(消音)の仕方や機能などをいろいろ試してみました。

オンライン会議は利用シーンも利用者(障害のある方々の中にもユーザーが増えています)も増えている、コロナ禍での注目ツール。色々な活用方法を見つけてもらえればと思います。

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