小説も仕事に活きる
前にも書いたかもですが、今年はそれまでよりも小説を時間がちょっと増えました。
仕事に関係したものや人文系、ノンフィクション系など、おおむね雑食読みなものの読む割合の少ないジャンルが小説などの物語系でした。
それが今年はなぜか小説を読みたいと思うときが増えたようで。
なぜそれまで小説を読むことが少なかったかというと、本は仕事で活かす目的で読むことが多かったからだと思います。いかに仕事に役立つか、仕事の場面で活かせるかに重きを置いて考えることが多かったです。
人文とかは直接的に仕事とは関係が少ないものの、一種の教養的な側面、広い視野と知見に触れておきたいという気持ちがあるからですが、これも広義には仕事のためと言えなくもない。
そんなわけで仕事に活かせる余地がどちらかというと少なめというか、違う目的で読むのが小説かなという手前勝手な思考があったせいか小説を読むことが少なかったと。
が、小説を読む時間が増えるにつれて、案外とそうでもないというか、仕事に活かせる気がするという考えになってきたような気がしていて。
知識的な面はともかく、小説に出てくる話題や登場人物たちの行動や思考の流れ、物語の展開などを追うことで、それまでの自分にはなかった情報が入ってくる感じがするようになりました。
それは一種のフレームワークだったり新しい価値観だったりするわけですが、物語の中を読むことで擬似的にもいろいろな経験をしているような感覚になります。
そう考えると結局自分は仕事と読書に密接なつながりがあるのは変わりないものの、読書によってより多様なものに触れている感覚が気持ちいいのかもと思ったりします。
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