Bingで代替テキストを効率的に作成できる可能性を感じた
検索エンジンのBingで、生成AIによるチャット機能が話題になってしばらく経ちます。
生成AIの進化は本当に日進月歩と感じる今年。ChatGPTも有料版にはどんどんと面白い機能が追加されていますが、Bingもなかなか捨てたものではないと思ったのが、Bingに追加されたファイル読み込み機能です。
Bingのチャット欄に「画像を使用して検索」ボタンが追加されたので、ここから任意の画像をアップして質問できるようになりました。
試しに下の写真を読み込ませて「この写真について説明してください」と聞いてみました。
Bingが出力した文章は以下の通り。
この画像は、青いトラックと緑のフィールドがある空のスポーツスタジアムの写真です。スタジアムは山と木々に囲まれています。空は曇っており、天気は良さそうです。座席エリアは空で、座席は青色です。
スタジアムの両側には4つのフラッドライトがあります。トラックには8つのレーンがあり、青色です。フィールドは緑色で、手入れが行き届いています。画像の右下隅にいくつかの人が見えますが、彼らの顔はプライバシー保護のためにぼかされています。
後半のくだり(画像の右下隅に〜ぼかされています)はちょっと違いますが、その他はかなり正確な説明。ちょっとびっくり。
これを見て思い浮かんだのは、画像の代替テキストをAIで設定する活用方法。
画像の代替テキストを設定することで、画像を視覚的に捉えられない方でも、代替テキストによってその画像がどんな内容かを理解できます。一方で代替テキストは必ずしも常に的確な設定がされるとは限らないため、情報の過不足が発生することがあります。
BingのこのようなAI機能の活用が広がれば、代替テキストについて多くの問題を解決につなげられる可能性が広がる気がしました。期待大です。
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