「検索で上位」のはずが…SEO業界団体に苦情続々
読売新聞 関西発カテゴリでSEOについてのニュースが取り上げられていました。「検索で上位」のはずが…SEO業界団体に苦情続々(現在はページが表示されないようです)。
記事の内容は、「○○というキーワードで御社のサイトを上位○位以内を保証します」的なサービスをうたうSEO業者に企業がSEO対策を依頼したところ、それまで16~40位だったホームページの順位が上がるどころか、300位以下に下がってしまったというものだそうです。検索順位保証をうたったSEO業者は専用のソフトを5年リースで契約させたとのことですが、順位を上げるどころか大幅に下げてしまう結果となってしまったそうです。順位を下げられた企業はクレームをつけたものの、当のSEO業者は「検索エンジンの上位表示を100%保証していたわけではない」と逃げているそうです。
SEOという言葉が生まれて数年経ちますが、ある程度SEOについての知識を持っていれば、検索結果の上位表示を100%保証できる術などないことは分かっています。が、一般ユーザはSEOについて「検索エンジンで自分とこのホームページを上位表示できる魔法の裏技」という誤った認識を持たれている場合も少なくありません。私がクライアントからSEOについて聞かれた際は、上位表示の保証が確実ではないことを明確に説明するようにしています。
前回のエントリーでも紹介しましたが、YahooやGoogleなどの各検索エンジンは検索結果の最適化のために、不正な順位上げを図るサイトやサービスを厳しく取り締まる動きを見せています。ホームページのSEO対策を外部に発注する際は、発注先の業者にどのようなSEO対策を施すのか十分説明を受けた方が良いと思いますし、またその方法が正しいものかどうかをできる範囲で確認した方が良いと思います。
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