お風呂でケータイ、使いますか?
「お風呂でケータイ使うなんて考えられない」と思っていたというより、風呂とケータイが結びつくことすら無いという方多いと思いますが 、実は意外といるというお話。
セガは3月17日、携帯電話専用サイト「ヒトカラ」で行った、お風呂での携帯電話の利用実態に関する調査結果を発表した。調査は2007年11月29日から12月25日まで実施したもので、有効回答数は1万6260人。
調査の結果、お風呂で携帯電話を使ったことがあると回答した人は41.2%だった。また利用の用途として、「携帯電話で音楽を聴く」が28.4% と、約3割を占めた。また、「お風呂で歌を口ずさむことはありますか?」という質問には、93.5%が「ある」と回答し、全世代がお風呂で歌を歌っている ことが分かった。
電通が毎年発表している媒体別広告費の推移でもインターネットは他の媒体の低迷をよそに右肩上がりですが、その中でもモバイル広告の占めるウェイトが大きいようで、今後もこの流れはしばらく続きそう…なんて話よりも上で紹介した「大人が知らない携帯サイトの世界 ~PCとは全く違うもう1つのネット文化~」を読む方が、風呂でケータイえーウソ~の話をするよりも今回の言わんとするところの源泉としてとても面白いです。
「大人が知らない携帯サイトの世界」はまさにタイトルの通り大人が知らない、予想し得ないようなケータイの使われ方を紹介した本です。本書で「大人」と定義されているのは若年層と呼ばれるよりは高い年齢層を指していますが、同時に「PC世代」も指しているようです。つまりケータイが普及する以前にPCでネットに慣れ親しんだユーザと、ケータイからインターネットの世界につながったユーザとのギャップを分かりやすく紹介しています。
個人的にはPC世代に入ると思いますが、ケータイでのネットも気付けば毎日行っています。と言っても着メロやモバゲーにはとんと興味が無く、ニュースやメールのチェックといった、いわばPCでの代替手段に使っています。そういうこともあってか、本書で紹介されていたケータイユーザの世界は「想定外」な内容が多く新鮮でした。 しかし全く理解できないということもないと感じれたのは、本書でPC世代とケータイ世代がそれぞれ歩んできた歴史を分かりやすく説明されていたということがあります。この世界に関わる人は読んでおいて損の無い一冊ではないかなと思っています。
ところで「お風呂でケータイ、使いますか?」の件についてはちょっと信じられないであります。個人的には風呂で読書もあんまり考えられないので。。だって風呂で本って、湯気でクシャクシャにならんですか?なってもいい本読んでるって人もいますが。その辺それぞれに色々な工夫があるんでしょうね。風呂にまでケータイって、ホントに体の一部になってる感じですね。
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